Loading…
要素
頭注ノンブル
OCR テキスト
分碎し毒火を數十歩の間に吹出し、撃發焚燒の勢ひ甚だ猛烈にして人馬を二十町外に打, るの業にて、血氣ある者の無きこと能はざる所の大欲心、人類に於ては其爭ひ甚だ大なり、, に不得已ことを諾ひ歸れり、愚老熟〻以みるに、總て鬪爭は活物己が欲を逞くするを求, し、本邦も漢士・西洋も大略相似たることなりしと云ふ、然るに百餘年以來西洋諸國火術, 故に數十萬の衆を起して共に戰ふに至る、偖其戰の致方、古代は兵器少く弓馬鎗刀を專と, 巣穴と爲し、數多軍船を大洋に游盪せしめ、諸州より王都に運送する處の物産船をb掠し, 舟山島の備を堅固にせず、武器の極大に爲りたるも、戰法の猛烈になりたるをも知らずし, て軍用を富饒にし、此島より軍船を出し近傍の海邊諸州を侵伐す、清國大兵を出し此と戰, の變化したるのみには非ざるなり、清國人は世界の人心奸惡に化したるをも察せずして、, 殪す、此に因て陣列の備立も軍卒の戰法も皆悉く一變せり、啻に世界の模樣と東西の人情, 徐が阿片を燒たるを名として兵を帥ひ來り、先づ寧波府の海上なる舟山島を奪取て此を, ラナート」・鐵盆彈・「ブランドコーケルス」等の大火彈を裝て打出す、其火彈地に落て破裂, て、將士を駕御するの軍政を〓〓にし、武備の衰弱なるを英夷等探り得て、廣東奉行林則, 流行して、迦農・臼炮・〓烏乙都兒・喀羅那迭四種の極大炮を鑄造し、此極大炮に盆下・「ガ, て數〻大に敗北し、戰毎に死傷山の如く、城を攻取るゝこと七八十、清國大に惶怖して納, 列島ノ防備, 戰法ノ變化, ヲナサズ又, モ知ラズシ, 清國ハ舟山, ニヨリ戰略, テ衰退セリ, 大砲ノ發達, ハ變化セリ, 弘化四年正月六日, 七〇四
頭注
- 列島ノ防備
- 戰法ノ變化
- ヲナサズ又
- モ知ラズシ
- 清國ハ舟山
- ニヨリ戰略
- テ衰退セリ
- 大砲ノ發達
- ハ變化セリ
柱
- 弘化四年正月六日
ノンブル
- 七〇四
注記 (26)
- 1098,664,65,2210分碎し毒火を數十歩の間に吹出し、撃發焚燒の勢ひ甚だ猛烈にして人馬を二十町外に打
- 1678,672,64,2242るの業にて、血氣ある者の無きこと能はざる所の大欲心、人類に於ては其爭ひ甚だ大なり、
- 1793,672,63,2218に不得已ことを諾ひ歸れり、愚老熟〻以みるに、總て鬪爭は活物己が欲を逞くするを求
- 1444,672,65,2223し、本邦も漢士・西洋も大略相似たることなりしと云ふ、然るに百餘年以來西洋諸國火術
- 1561,665,66,2228故に數十萬の衆を起して共に戰ふに至る、偖其戰の致方、古代は兵器少く弓馬鎗刀を專と
- 400,667,67,2224巣穴と爲し、數多軍船を大洋に游盪せしめ、諸州より王都に運送する處の物産船をb掠し
- 749,668,66,2222舟山島の備を堅固にせず、武器の極大に爲りたるも、戰法の猛烈になりたるをも知らずし
- 286,675,64,2219て軍用を富饒にし、此島より軍船を出し近傍の海邊諸州を侵伐す、清國大兵を出し此と戰
- 866,676,64,2216の變化したるのみには非ざるなり、清國人は世界の人心奸惡に化したるをも察せずして、
- 981,664,66,2234殪す、此に因て陣列の備立も軍卒の戰法も皆悉く一變せり、啻に世界の模樣と東西の人情
- 518,670,66,2220徐が阿片を燒たるを名として兵を帥ひ來り、先づ寧波府の海上なる舟山島を奪取て此を
- 1213,678,65,2221ラナート」・鐵盆彈・「ブランドコーケルス」等の大火彈を裝て打出す、其火彈地に落て破裂
- 631,673,67,2224て、將士を駕御するの軍政を〓〓にし、武備の衰弱なるを英夷等探り得て、廣東奉行林則
- 1330,666,64,2225流行して、迦農・臼炮・〓烏乙都兒・喀羅那迭四種の極大炮を鑄造し、此極大炮に盆下・「ガ
- 168,678,67,2211て數〻大に敗北し、戰毎に死傷山の如く、城を攻取るゝこと七八十、清國大に惶怖して納
- 832,299,43,211列島ノ防備
- 730,298,43,214戰法ノ變化
- 782,303,40,206ヲナサズ又
- 680,304,42,202モ知ラズシ
- 884,298,41,208清國ハ舟山
- 1414,314,41,194ニヨリ戰略
- 626,305,43,201テ衰退セリ
- 1466,299,43,209大砲ノ發達
- 1364,312,43,191ハ變化セリ
- 1913,768,44,339弘化四年正月六日
- 1910,2435,43,118七〇四







