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候所、大雷の落掛り候樣の音耳に入候ニ付、, 迹にて追思仕候てもnろ悔念無御座、此一事は此變と際し候て、せめての實驗と奉存候、, 候音、瓦の落候響、餘り甚しく候故、聲を掛け候ても碌〻聞へ不申、漸聲をあてに探り寄り, へかけ出て候ニ、家來を差置候所の壁の倒れ、二階の落ち、隣家の潰れ候か一拍子ニて御, 君別條も無御座、賤家も奴婢に至り候迄も無難に御座候間、乍恐御放念可被成下候、地震, も、老母の義、氣遣はしく存し、其部屋へ驅參候所、行燈もゆり消し前後眞闇こて柱の折れ, は是きりと存し候ひしかとも、精神は更ニ別ニ動搖不仕、急卒の際老母を扶け出し候手順、, 候て、手を取り庭の方へ扶け出し、漸其時に至り、互ニ無難にて候ひしを悦ひ申候、其節庭, の無き故に、相手の御座候よりは、餘程處し易き所御座候か、其變際此家潰れ候はゝ、性命, は、瀕死し際精神の動搖いか樣ニ御座候まろと無覺束存し罷在候所、尤も此度の變は相手, 座候ひき、けしからす危き事ともニ御座候、乍然爰ニ一ツ申上度義は、常ニ存養未熟にて, も今にゆり倒し候はん計りの大地震こて候故、庭へ飛出候まと存し、障子をはあけ候へと, 變後追〻人し話を承候に、逃け出候はんと致し候ても、立候てはゆり倒され〻〻、又は椽, 起上り見候處、住居, は三月廿四日亥し初刻にて候所、小生義ハ廿三日夕より散〻感冒の氣味にて熱氣甚しく, 疫邪にても候すと恐れ候程の義にて、其日も終日打臥罷在、其時刻に至り、少しく睡り付, 跡にて見候へハ休息仕居候所の柱, 數本折居候、全く其音と被存候、, 廿九日より押て出掛候所、はきと不仕、四月十日二全快仕候、其後は至て頑健ニ御座候間、乍憚御過念被成下ましく候、, 疫邪にても候すと恐れ候程の義にて、其日も終日打臥罷在、其時刻に至り、少しく睡り付, 弘化四年三月二十四日, 七四六
割注
- 跡にて見候へハ休息仕居候所の柱
- 數本折居候、全く其音と被存候、
- 廿九日より押て出掛候所、はきと不仕、四月十日二全快仕候、其後は至て頑健ニ御座候間、乍憚御過念被成下ましく候、
- 疫邪にても候すと恐れ候程の義にて、其日も終日打臥罷在、其時刻に至り、少しく睡り付
柱
- 弘化四年三月二十四日
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- 七四六
注記 (22)
- 1463,659,64,1074候所、大雷の落掛り候樣の音耳に入候ニ付、
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