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その事を述んとて、三寶寺の僑居に來りけれと、遇さりしか、今朝の發程を聞きて、驚を追ひ, かす、午時子午規を閲し、鐘表を正し、明日の發程の正時刻を得るを喜第、品川藤兵衞來る、, 十八日、晴、朝七時發程、長崎に留る凡四十日なりしか、峩人の歸るまては、日々念劇にて、, の數人、晩楢林宗壽・後藤又次郎來る、宗壽坊崎土器を贈る、又次郎大卓氈一枚を贈る、阿玉, 姉妹三人拜別に來る、曉四時假寐す、, 來れるよし申しぬ、西洋小瓶を贈る、於稻は宗謙の岡山の居にて一女兒を生めりしか、宗謙, 江戸より〓りに相携て來るへきよし申せと、老母の孝養を欠くを恐れて斷りけれは、自ら來, 黄昏過大邨に宿す、シーボルトの女子於稻來る、石井宗謙よりたのみたる書を達せしのは、, 日駕に上り、初て閑暇の身と〓〓を覺へ、熟寐して矢上に抵り、午飯し、駕に上りて又寐ぬ、, 拾するに暇あらす、座右衣服書畫〓盤狼藉しぬれは、一々整頓せんとすれとも、急に緒り就, らすは、女兒のみ大阪まて連來るへしと、強て申越せしのは、余をたのみ離縁の事を謀るな, 心も安からす、峩人の去れる後は、峩を寫し、譯文を經さるものを譯するなとりて、數日の閑, 暇さへなけれは、出て外人に接するも少く、風景探る閑もなく、忿劇中に四十日を過しぬ、今, 是とり先、リレスウェイン一壺ビール二壺ランセット一枚を贈る、小酌す、送客陸續來るも, り、話頃之して去る、醉後興に乘し聯句を爲す、, 出發, 大村ニ止宿, 安政元年正月十八日, 八二八
頭注
- 出發
- 大村ニ止宿
柱
- 安政元年正月十八日
ノンブル
- 八二八
注記 (19)
- 704,599,72,2241その事を述んとて、三寶寺の僑居に來りけれと、遇さりしか、今朝の發程を聞きて、驚を追ひ
- 1749,607,70,2225かす、午時子午規を閲し、鐘表を正し、明日の發程の正時刻を得るを喜第、品川藤兵衞來る、
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