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らぬ間に去りけり、, て歸りしかば、夕方に吉田寅次郎なるもの去年の廿八日歸著致したるよしにて、此度は肥, 吉田氏は枕のもとに硯引よせて一ひら二ひらのものを書て我か枕上にのせ置て、夜明や, ること有て九州に行しが、道にて長州の太守の浦賀の防ぎ被仰付し事を聞、伊勢より急, しろしめす藤堂家にては一門の炮もいまだ志州に送り無こと如何ならん等、此事等をい, ろ〳〵と議し居けるが、一つの衾に二人が枕相ならへて夜の更るまゝ寢しと思ひしかは、, 注連引ぬはにふの軒も春とてやさすかに今朝は霞初けり, 嘉永七、甲寅のとしとも成けれども、身もかわらで形斗の家に春を迎へ、三拾七歳、, 至極憂ひ給ひてあつく御世話有等を聞し呉けるに、我もうれしく覺えけるが、扨安濃の津, 後の宮部并に野口等を同道致し參りし等、さま〳〵西の海の道すじの事等聞、彼少々關す, 等口すさみける時に、鷲津・大沼の君も年賀に來り呉られ、其日は我も心やすき家に到り, き歸りしと申、足代・檜垣・松田の書状等屆呉候、また伊勢の海のことを當時山田の縣令は、, 〔甲寅のあらまし〕, 十八日鳥山・小澤・大沼・鷲津・吉田等來り話しに、今日は異船壹艘富津の洲へ乘り上げ, 〔松浦竹四郎日記〕, 吉田松陰全集所載, ○松浦竹四郎自敍傳, 全集所載, ○吉田松陰, 吉田寅次郎, ヒ來ル, 宮部等ヲ伴, 吉田等來リ, 安政元年正月是月, 六九八
割注
- 吉田松陰全集所載
- ○松浦竹四郎自敍傳
- 全集所載
- ○吉田松陰
頭注
- 吉田寅次郎
- ヒ來ル
- 宮部等ヲ伴
- 吉田等來リ
柱
- 安政元年正月是月
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- 六九八
注記 (25)
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