Loading…
要素
頭注ノンブル
OCR テキスト
する頃、其驛にかねてより旅宿を定め、こたびおほやけゟ應接の事掌らしめらるゝ方の旨, せて申すやうは、昨日打立ちたる人數も川崎の驛の泊より、火器の類は大小に限らす盡く, 得させ、某は加奈川の驛留守居何がしの宿所に立寄り、應接の日を問ふに九日なるべしと, 故に其申すに任せて横濱にせられたるよし、もし海岸に大小の火器を運ぶさま、かの舶に, 遠見の鏡にはもののいろめも鮮かに見えぬべし、應接のかりやを浦賀に建てらるべきを、, ば、かれ等が目にかゝらぬ樣ありたきとの沙汰とぞ聞ゆる、其事あとより來る供人に心, て見つけなむには其非難を申してこゝをやめむ事計りがたし、かくてはゆゝしき事なれ, 承りて、事の齟齬なからむやうに心づかひする留守居何がしの許より、一人の小もの走ら, て晝支度とゝのへ、夫より供人をば跡に殘し、某ひとり馬を早めて加奈川の驛に入らんと, この海岸より十町ばかりの所に碇を卸したれば、このあたりを往來する人馬はかの方の, 持たせたる砲迄も掩ひ包みて人目にかゝらぬ樣にすべしとの事也、其故を尋ぬれば、異船, 答ふ、兎かくする内雨降出づ、人馬の足も疲れたれは此所迄著きぬるよし、總奉行の許ま, 中ごろにしてやめられたるも、かしこは固めの人數など多くうるさしとて、夷人の嫌ひし, むしろ包にして送るべしと美作守殿よりのさしづにて、其通りに計らひし事なれば、某が, で申送り、此夜はこゝに宿る、浦賀同心吉村一郎某がこゝ許にあるを傳へきゝて訪ひ來つ、, 神奈川驛止, 浦賀同心來, 宿, 談, 安政元年二月七日, 四七八
頭注
- 神奈川驛止
- 浦賀同心來
- 宿
- 談
柱
- 安政元年二月七日
ノンブル
- 四七八
注記 (21)
- 1730,641,62,2216する頃、其驛にかねてより旅宿を定め、こたびおほやけゟ應接の事掌らしめらるゝ方の旨
- 1498,644,63,2213せて申すやうは、昨日打立ちたる人數も川崎の驛の泊より、火器の類は大小に限らす盡く
- 456,632,65,2223得させ、某は加奈川の驛留守居何がしの宿所に立寄り、應接の日を問ふに九日なるべしと
- 802,637,66,2213故に其申すに任せて横濱にせられたるよし、もし海岸に大小の火器を運ぶさま、かの舶に
- 1030,631,64,2219遠見の鏡にはもののいろめも鮮かに見えぬべし、應接のかりやを浦賀に建てらるべきを、
- 570,640,65,2215ば、かれ等が目にかゝらぬ樣ありたきとの沙汰とぞ聞ゆる、其事あとより來る供人に心
- 687,642,62,2215て見つけなむには其非難を申してこゝをやめむ事計りがたし、かくてはゆゝしき事なれ
- 1614,638,62,2219承りて、事の齟齬なからむやうに心づかひする留守居何がしの許より、一人の小もの走ら
- 1846,648,63,2208て晝支度とゝのへ、夫より供人をば跡に殘し、某ひとり馬を早めて加奈川の驛に入らんと
- 1145,643,61,2206この海岸より十町ばかりの所に碇を卸したれば、このあたりを往來する人馬はかの方の
- 1269,637,62,2221持たせたる砲迄も掩ひ包みて人目にかゝらぬ樣にすべしとの事也、其故を尋ぬれば、異船
- 340,632,66,2225答ふ、兎かくする内雨降出づ、人馬の足も疲れたれは此所迄著きぬるよし、總奉行の許ま
- 919,637,62,2218中ごろにしてやめられたるも、かしこは固めの人數など多くうるさしとて、夷人の嫌ひし
- 1383,643,61,2213むしろ包にして送るべしと美作守殿よりのさしづにて、其通りに計らひし事なれば、某が
- 225,640,64,2234で申送り、此夜はこゝに宿る、浦賀同心吉村一郎某がこゝ許にあるを傳へきゝて訪ひ來つ、
- 471,272,43,204神奈川驛止
- 256,275,41,205浦賀同心來
- 421,272,40,38宿
- 206,272,41,38談
- 1964,753,48,336安政元年二月七日
- 1963,2397,41,119四七八







