Loading…
要素
頭注ノンブル
OCR テキスト
事に御座候、然るを此人好んで此計を進めしは、例の卑に依て高を成さんと欲する陋見た, 存申候、一旦已むことを得ずして、敵に地を借し、地を與へ候とても、從來我力を以て制し, 昨日此表に歸りがけ承候、御助力等にて下田の事に異議起り候故の義歟、夫に致候ても、, り、自分の管轄候處の地にして、彼の陸行不便の絶地なるを幸とし、洋人の學術技藝をも, 外手にしらせず、吾手にて獨り先づ學び得候はんと企候事と被察候、誠に惡むべき私計と, 長岡藩衆に面會承候へば、下田の義は兼て愚察の通、果して江川氏より出候に相違無之と, ば、何分にも御力を盡し、早く下田の義御延引に相成候樣、御計策所祈御座候、其地を以て, の直に猿島に躊躇候は、不審の義に被存候、何ぞ御聞込被成候儀は無御座候歟、昨夕罷還、, 迄出候と申船も、一昨日迄猿島邊にかゝり居候と、根岸の土人横濱のものに語り候と申事、, に歸し申候、我攻守に不便に候地へ敵を引き入れ候はんは、三尺の童子も猶其害を知り候, 得易き所を撰び候事、當然の事と奉存候、是等申候迄も無之、御同案之義に可有御座候へ, 用向有之、昨夕此表へ罷還候、此間面陳仕候一條は如何なる消息にて御座候やらん、下田, 申事に候、此人一人の爲には、一時の巧策とも可申候へども、皇國の御爲には千載の失計, 奉得拜〓候ひしは、廿一日の夜にて、二艘の船の發し候は、廿二日早朝の事に候へば、其船, 拜啓、先夜は〓然拜訪奉獲面〓、廿年來の傾想を慰し、喜躍之至に奉存候、然は小生も又々, 江川ノ私計, ニ碇泊ス, ニ出ヅルナ, 下田開港ハ, ノ米艦猿島, 下田港檢分, 下田開港延, 引ニ助力ア, ラン, リタシ, 安政元年二月二十一日, 五一一
頭注
- 江川ノ私計
- ニ碇泊ス
- ニ出ヅルナ
- 下田開港ハ
- ノ米艦猿島
- 下田港檢分
- 下田開港延
- 引ニ助力ア
- ラン
- リタシ
柱
- 安政元年二月二十一日
ノンブル
- 五一一
注記 (27)
- 818,609,68,2230事に御座候、然るを此人好んで此計を進めしは、例の卑に依て高を成さんと欲する陋見た
- 468,614,69,2223存申候、一旦已むことを得ずして、敵に地を借し、地を與へ候とても、從來我力を以て制し
- 1514,609,68,2221昨日此表に歸りがけ承候、御助力等にて下田の事に異議起り候故の義歟、夫に致候ても、
- 702,614,67,2227り、自分の管轄候處の地にして、彼の陸行不便の絶地なるを幸とし、洋人の學術技藝をも
- 586,614,67,2226外手にしらせず、吾手にて獨り先づ學び得候はんと企候事と被察候、誠に惡むべき私計と
- 1166,611,67,2226長岡藩衆に面會承候へば、下田の義は兼て愚察の通、果して江川氏より出候に相違無之と
- 230,617,70,2222ば、何分にも御力を盡し、早く下田の義御延引に相成候樣、御計策所祈御座候、其地を以て
- 1281,617,69,2215の直に猿島に躊躇候は、不審の義に被存候、何ぞ御聞込被成候儀は無御座候歟、昨夕罷還、
- 1629,610,70,2246迄出候と申船も、一昨日迄猿島邊にかゝり居候と、根岸の土人横濱のものに語り候と申事、
- 933,621,69,2218に歸し申候、我攻守に不便に候地へ敵を引き入れ候はんは、三尺の童子も猶其害を知り候
- 354,616,69,2213得易き所を撰び候事、當然の事と奉存候、是等申候迄も無之、御同案之義に可有御座候へ
- 1744,607,69,2226用向有之、昨夕此表へ罷還候、此間面陳仕候一條は如何なる消息にて御座候やらん、下田
- 1049,617,69,2220申事に候、此人一人の爲には、一時の巧策とも可申候へども、皇國の御爲には千載の失計
- 1398,605,69,2230奉得拜〓候ひしは、廿一日の夜にて、二艘の船の發し候は、廿二日早朝の事に候へば、其船
- 1860,607,68,2218拜啓、先夜は〓然拜訪奉獲面〓、廿年來の傾想を慰し、喜躍之至に奉存候、然は小生も又々
- 1118,246,45,211江川ノ私計
- 1527,248,41,151ニ碇泊ス
- 1070,254,40,197ニ出ヅルナ
- 1173,243,41,205下田開港ハ
- 1577,246,45,205ノ米艦猿島
- 1632,240,42,211下田港檢分
- 336,248,42,211下田開港延
- 285,246,39,210引ニ助力ア
- 1024,245,31,73ラン
- 238,250,28,116リタシ
- 126,739,45,428安政元年二月二十一日
- 136,2378,42,106五一一







