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らんあは、斐三郎を郷里へかへし遣りたなも、余か失策ぞて、一兩日そは、川路司農よりも、, 九日、晴、, 道をいそきかへるへきよしの書札來らんこと疑なかるへし、いつれ万も得と虚實を正す, すへしと決心し、かく夙發せり、海田市にて午飯し、西條四日市に抵れは、正に三時三十分, 方へ赴くへしと、兩人相談を定む、, 朝四時、廿日市を發す、昨夜は薩州公も此地の泊なれは、公の駕り後れたらんには、今宵の, 太郎今日は當番のらしにて、余か宿りへ着きぬるを知り立寄けれは、浦賀の消息如何とと, す、然らは今夕〓り心を決し、父母の邦へかへらん心を止め、二人共一同途を急き、江戸の, は、かた〳〵今夕奴田本郷の泊を三原にしかへそ、道急かるゝよし申しぬ、若し此事實な, 道のとまりりて、本陣差支あり、且つ筒井紀伊守より手紙まいり、道急かるへきよしなれ, 宿に達する時刻必らすおそかるへし、今日は十二里許の路なれは、先たち發するを妙策と, へしと謂ひ、逆旅主人の庄屋に命し、精しく虚實をきかしむ、しかるに五時過し比、井上庄, なり、旅亭は驛の寄付なる庄屋の家なり、これは本宿には薩州公の泊なれは、關札の外に, 泊を命せしよし聞ぬ、庄屋か話に、昨宵古賀謹一郎も此驛に宿られしか、薩州の殿明日尾, いしに、米夷品川沖もとぬ〓の處まて乘入れけれは、番船を出し詰問せしか、答へていへ, 略、, ○中, 西條四日市, ニ到ル, 廿日市ヲ發, 古賀急行ノ, コトヲ聞ク, ヲ聞ク, コトニ決ス, 米船ノ模樣, 兼程急行ノ, 安政元年二月二十二日, 六一六
割注
- 略、
- ○中
頭注
- 西條四日市
- ニ到ル
- 廿日市ヲ發
- 古賀急行ノ
- コトヲ聞ク
- ヲ聞ク
- コトニ決ス
- 米船ノ模樣
- 兼程急行ノ
柱
- 安政元年二月二十二日
ノンブル
- 六一六
注記 (28)
- 689,623,68,2254らんあは、斐三郎を郷里へかへし遣りたなも、余か失策ぞて、一兩日そは、川路司農よりも、
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