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廿四日、晴、, を喫し、夜八時後〓に上り、大磯を發す、雨少しぬり出す、夜半まては、下山彦一郎輿に從, 視す、宇田川興齋此地に來り、彌利堅の風評を聞糺し申上へき旨の仰を蒙むり、大槻平次, 尚其横面にあらされは、神奈川臺すて更に〓より下り、海岸の頭に立ちそ、遠鏡を出し熟, 日八時の比なり、柏屋にて一飯す、關門を過き、畑りて小兒の戲玩四五種を買ひ、更に阪路, 正二時をもつそ、三島の旅亭を發し、火把万火を點して、函根山に上な、關所に達すれは、, とそしるしぬ、黄昏府中に宿す、驛吏に命し、伏見より出せる川路并に内へ寄な書を促し, 神奈川の港に湊泊す、輿中より望遠鏡を出し細視す、フレカット船は、俄羅斯の者より稍, へり、夜半後は、槍持勘太郎・平五郎等かはる〳〵從希、程ケ谷の前一里許餘にして夜曉く、, 小なるを覺和れと、水蒸船は、いつれも彼より大にして、壯觀言布へからす、此地の觀は、, よしなれと、十九日こそ大會合なれとて、人々汗を握りけはとそ申けな、其船は通計八隻, を降な、小田原に至れは、午後三時なり、輪を促し、大磯に抵れは、黄昏の前なり、浴後一盃, て、早く江都に達せしむ、, と共に鰻〓店に潛居せるよしもふす、先の比まては、豚兒秋坪も宇田川と交替して來り居, 程ケ谷の旅亭にて朝飯し、直に〓を發す、海畔に出れは、彌利堅船七隻少し許つゝ離れは, 略、, ○中, 米船ヲ見ル, 程ケ谷ニ到, 宇田川興齋, 大槻平次等, 神奈川ニ潛, 居シテ米船, ノ事ヲ探ル, ル, 安政元年二月二十二日, 六二〇
割注
- 略、
- ○中
頭注
- 米船ヲ見ル
- 程ケ谷ニ到
- 宇田川興齋
- 大槻平次等
- 神奈川ニ潛
- 居シテ米船
- ノ事ヲ探ル
- ル
柱
- 安政元年二月二十二日
ノンブル
- 六二〇
注記 (27)
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