『大日本維新史料 編年之部』 2編 5 安政1年2月24日~同年3月5日 p.343

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ありて、終始確然として少しも威容を損せざりしは、只林候一人のみ、, く盞を重ねたり、殊に松崎は愉快なる人なりしかは、直に銘酊するに至れり、夫等の中に, ラ、パンチ等を多量に飮みたるか爲、頗る喧騷するに至れり、彼等は他の健康を祝して飮, み、又祝されて呑み、遂には聲のあらん限り叫ひて已まざりしかは、其の日の興を添ゆる, て皆な持ち歸りたり、日本人は常に左の内懷に紙を藏して、種々の用に供す、其の柔かな, 非常なれとも、食ふ〓も又之に劣らす、卓上にうつ高く積み上けたる種々多量の食物か、, さんとする時は、食物の種類又其順序を顧みず、最も驚くべきは魚類も獸肉も將た家禽、, ソープ、糖蜜、菓物、揚物、燒物、〓物、酢物、漬物等、何れも混同に詰込む〓なり、斯くても, る、我の木綿の如くにして、其質強き者は手ふきに用ゐ、其他は或は物を書き留むるに使, 甲板上に於ける日本人は、各船の士官其間に周旋せしかは、何れもシヤンペーン、マデー, 瞬間に盡きたるは、米人中の健啖家も一驚を喫せし所なり、而して彼等か熱心に食慾を充, ひ、或は食物の殘餘を包むに備ふる之、故にこの時も又〓應の終るや、彼等は一樣に紙を, 爲に、終始面白き譜を奏したる樂隊も聞き取る能はざりし程之、彼等の飮む〓は此の如く, 此日の饗應は其品物甚た濶澤なりしかは、尚幾何の殘餘ありしか、彼等は自國の習慣に從, 嫌はざりしが如し、飮料中にありて最も日本人の好みしは櫻酒にして、彼等は實に限りな, 安政元年二月二十九日, 三四三

  • 安政元年二月二十九日

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  • 三四三

注記 (17)

  • 1604,619,62,1721ありて、終始確然として少しも威容を損せざりしは、只林候一人のみ、
  • 1720,615,64,2213く盞を重ねたり、殊に松崎は愉快なる人なりしかは、直に銘酊するに至れり、夫等の中に
  • 1372,624,63,2215ラ、パンチ等を多量に飮みたるか爲、頗る喧騷するに至れり、彼等は他の健康を祝して飮
  • 1256,619,63,2213み、又祝されて呑み、遂には聲のあらん限り叫ひて已まざりしかは、其の日の興を添ゆる
  • 441,630,62,2213て皆な持ち歸りたり、日本人は常に左の内懷に紙を藏して、種々の用に供す、其の柔かな
  • 1021,620,64,2191非常なれとも、食ふ〓も又之に劣らす、卓上にうつ高く積み上けたる種々多量の食物か、
  • 789,628,66,2185さんとする時は、食物の種類又其順序を顧みず、最も驚くべきは魚類も獸肉も將た家禽、
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