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〔昨夢紀事〕, 事にはあらて、亞墨〓加人の一條にて、水老公ゟ京都へ、色々御内訴ありし故に、, たる處と符合して、いかにも後宮の御都合こそ大事なれと思召は、薩州の手より探索すへ, 例の件には候はす、此比本壽院の御方と、將軍家と御密談の御事あるよしなれと、西城の, り澁谷ケ邸へ參りて承り候へし、十日前後には、小の島登城致候得は、其折には何と歟わ, 承れは、筑州密告の事を申出て、問たるに、此比ゟ待居れと、何の消息も候はねは、これよ, かる事も候半なと、物語居る内、吉兵衞を呼ふ者あり、吉兵衞暫しとて引入、良久しくて出, 來りぬ、扨いへるは、唯今御茶道海江田某、澁谷の邸より來りて、後宮の事を告候ひしかと、, 殘る隈なく仰セ上られんの御心搆にて、こはおほし定められて坐すれは、心に懸る事は候, 禁廷之御首尾不宜、夫よりして、林大學頭并堀田備中殿迄も、御呼立ニ相成よしの御物語, しと、師質へ仰せ有故、此夕、西郷吉兵衞か許へ到りて、聞えたる事もあらすや、かゝる事も, にて、御臺の御方へは、いまた西城の御事とては、御沙汰も坐さぬよし、御物語たに候へは、, 二月四日、公、此頃伊賀殿にも、後宮の事心に懸るさまに申され、昨日、筑州の申上られ, はす、猶承る事も候はゝ、申上奉るへきよしなりけれは、其旨罷歸りて言上せり、師質又窃, 二月, 二月石原甚十郎, 石原甚十郎, 幕府ノ内房, 西郷ヲ以テ, ヲ探ラシム, 四八二
頭注
- 幕府ノ内房
- 西郷ヲ以テ
- ヲ探ラシム
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- 四八二
注記 (21)
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