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化三寅年九月十一日なり、, に物して古船を與へ、人數五十人雇ひ、日本に渡海して吾怨を報すへしと, 番の足輕共を連てナイボへ赴しか、途中にて聞き、異國人共小船にて上陸, に至り、松前家よりカラフト島支配人徒士格柴田角兵衞といふものソウ, けれき、松前家へ注進すへき方便もなくて、其儘に戌居たるに、翌卯年三月, ヤより出船し、カラフト島へ至り、初て此事を聞て大きに驚き、即時に飛脚, 云、依之唐太島え至り、クシユンコタン運上屋及ひ板藏等え亂入、米六百俵, を立て注進しける、同年四月廿三日、ヱトロウフ島シヤナ會所より三十里, 酒數樽たはこ木綿膳椀の類其仕入物殘りなく奪ひ取、運上屋板藏合勢て, は多分ヲロシヤ船の由申ニ付、會所詰合之官吏評定、關谷茂八郎同心并勤, 十一ケ所、辨天社壹ケ所、網圖合船等まて、悉く燒拂て本船え歸りぬ、是は文, 内シヤナ會所へ注進として來り候處、途中魯西亞人六人見掛候得は、彼船, 致し、居合たる番人共をからめ、大船へ連行、魚獵小屋をも燒拂、立去童ると, 程南之方ナイホと申處へ、異國船渡來致候ニ付、取あへす詰合たる番人の, く異變ありといへ共、番人四人共殘らすとらはまとなり、剩船を燒捨られ, 既ニカラフト島に斯の如, 卯年西蝦夷地上地成, り、此時未私領なり、, 露人再ビ, 露人蝦夷, 地ニ來寇, 來寇ス, ス, 嘉永六年八月, 二八二
割注
- 卯年西蝦夷地上地成
- り、此時未私領なり、
頭注
- 露人再ビ
- 露人蝦夷
- 地ニ來寇
- 來寇ス
- ス
柱
- 嘉永六年八月
ノンブル
- 二八二
注記 (25)
- 1364,668,57,785化三寅年九月十一日なり、
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