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の徴たる双刀を佩ふべき公許を得たる上等の人に襲ハるゝ者となれハ、第一に先ツ、外國, 余が嘆息と欺れしことを、台下に告くるに其辭を知らす、〇人民多き中央の部を離れ強, く、後來必す大に憂ふべき事件起るべしと、○是故に、今ハ一人の外國人も、最早既に此地, 人等も亦各々、必す人を殺害すべき兵器を佩び初むべし、○外國人等絶へず殺害に罹るべ, にて施せる犯人を探索追捕する處置ハ、其機會を誤ざるべしと思ひ、衷心なり實に之レを, きことを見れハ、襲ひ來る各人を、速に殺害すべき術を設くるハ自然の理なり、○此の如, 一處なり、〕となせる同一の塲所に於て、少しも惡事をせざる外國人等をハ、陸續と速に, 待ち居たりしことを、台下に告く、然るに、此只表向のみ其機會を誤りし模樣に就てハ、, て、外國人等安全なること決してあらす、且ツ此事件ハ、後來悲歎すべき事態のみを惹き, 二度迄臆病なる仕方にて殺害をなせども、其犯人を少しも罰することなけれハ、余思へら, にて生命の安全なりと思ふものあらす、○外國人等ハ各々不徳人に傷害せられ、且ツ官位, て外國人等の居留處〔此處ハ、唯夕日本政府にてのみの威權と注意と以て、殊更に設けし, 出すべし、○余、此始末書の尺牘を台下に呈せざる以前二日の間、日本士人等の、彼地, き事より、終にハ不測の恐るべき災害を引出すやも計られざることハ、誰人も容易に察知, シコトヲ歎, ル者ナシ, 外國人モ之, 安全ヲ感ズ, 機會ヲ失ヒ, 息ス, 犯人逮捕ノ, ガ防衞ノ手, 人モ生命ノ, 一人ノ外國, 段ヲ講ゼン, 安政六年十月(九九), 二〇四
頭注
- シコトヲ歎
- ル者ナシ
- 外國人モ之
- 安全ヲ感ズ
- 機會ヲ失ヒ
- 息ス
- 犯人逮捕ノ
- ガ防衞ノ手
- 人モ生命ノ
- 一人ノ外國
- 段ヲ講ゼン
柱
- 安政六年十月(九九)
ノンブル
- 二〇四
注記 (27)
- 610,555,71,2299の徴たる双刀を佩ふべき公許を得たる上等の人に襲ハるゝ者となれハ、第一に先ツ、外國
- 1304,549,74,2309余が嘆息と欺れしことを、台下に告くるに其辭を知らす、〇人民多き中央の部を離れ強
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