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いふ事なく、たゝ猿樂の七小町なといふ事に作り出たりし事を深くも勘へさるものか、實, 會の歌、諸抄に山城の吉田としるすゆゑにしはらくかくはいへと、大甞會の風俗うたは, て山城としるせるにや、追而可考と疑を存せり、第五卷補陀落寺下、小町塚の所に江家次, 事なれは後閻魔を其墓につくり、すへて堂たてゝ引接寺と名付たるへし、此河海の説誣へ, からす、この事をふかくしらさるもの、この閻魔を篁作り堂も篁建立といへり、第八卷山, といふ事出たり、珍らしき話なれはこゝに抄出す、同卷吉田の下、拾遺集平兼盛か大甞, 崎の處に、むかしはこゝより船にのりてつくしへも行けるにや、大和物語つくしの女をお, 曉のししのはしかき百夜かきと云歌の注に、袖中抄等にこの事あれと、四位少將小町なと, 事とおもひてこの寺にあとをとゝめしならん、是又夕顏の墓、玉かつらの家なとのたくひ, なるへしといふ、第六卷白毫院の下、河海抄に紫式部の墓は白毫院の内にあり、小野篁の, 墓の南に有りといへり、此寺に紫式部か墓あり、其北に小野篁の墓あるへし、然るに墓の, 第を引て小野小町はあつまにてうせしに決す、且又深草少將九十九夜の事又所見なし、彼, なくて只閻魔堂あり、案るに、此堂むかしは墓なるへきに、篁は闇魔の化身といひあへる, くる處に、山崎にもろともに行てなん舟にのせなとしけりとあり、又つくしへゆく人、か, 近江丹波なとのさるへき名を用ゆ、近江に吉田あり、此歌は近江なるへきにや、但故あり, 白毫院, 紫式部小野篁, 補陀落寺小町, 塚, 墓, 山崎, 編脩地誌備用典籍解題卷之四, 五二, 吉田
頭注
- 白毫院
- 紫式部小野篁
- 補陀落寺小町
- 塚
- 墓
- 山崎
柱
- 編脩地誌備用典籍解題卷之四
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- 五二
- 吉田
注記 (24)
- 1083,725,63,2241いふ事なく、たゝ猿樂の七小町なといふ事に作り出たりし事を深くも勘へさるものか、實
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