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は安南・無人島等に至るものすくなからす、さいはひにたよりをを得て、本十, 足らさるものなけれと、其送致せるゆゑんは、かく海洋の艱苦、或は覆溺の憂あるもの, そ衣服・藥物・玩好・珍味のたくひ、すへて殊方千萬里より至るもの曰々に是を用ひて, に歸るものまたすくなしとせす、こゝにおいて官その見聞せしことおよひ風, の手に出るといへとも、實に足跡の到るところまた地理の考索に於てしはらく, 迷復記, 土・政理のあらましをしるさしむ、あつめて漂流紀といふ、この紀や舟子俗吏, 繁締なる、宮室・器械・衣食の便とする所、坐なからにして〓見するに足れり、且およ, も措へからさるものなり、よりて二百年來異域に漂到せし書紀をこゝにあつむ、, 以て風土を察する一助となすのみ、, 撰人の名氏を詳かにせす、村山有成序に、余友菊莊翁と記するのみ、有成か序は安永, 庚子の秋撰する所にして、序中、此書たる四方異域の風俗・政治の異同、及草木鳥獸の, 深流紀本朝の商船風濤のために海外に漂流して、遠くは歐羅巴洲より、ちかく, 二册寫本, 無卷數十, 安永九年村山, 撰人ノ名氏ヲ, 詳ニセズ, 菊莊翁ト記ス, 有成序, 漂流紀, 異國紀下(漂流紀), 一一五
割注
- 二册寫本
- 無卷數十
頭注
- 安永九年村山
- 撰人ノ名氏ヲ
- 詳ニセズ
- 菊莊翁ト記ス
- 有成序
- 漂流紀
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- 異國紀下(漂流紀)
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- 一一五
注記 (23)
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