『大日本維新史料 類纂之部』 井伊家史料 20 安政6年7月~同年8月 p.149

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はゝ、いかやうの難題出、また我しらすはきちかへいたし、ふたゝひ俳席えものほり候事の, 第、及すなから是まて附ケ來候口調合、さり嫌の條々も傳授いたし遣し候心得ニ候今こそ申, られ候よし、こゝにては餘りたしなみ過たるか殃乙なり申候、此うらをかへし候人は、いつ, くの人乙候や、餘ほとむつかしきもの之候、外の事之もなく、元々仕馴候歌仙の事ゆへ、内, きとて、上の句をかへると申法は、御同前の誹諧には聞も及ぬ事、左候るは座法もくつれ、, たる事も有之、此歌仙の草稿の人なともはなし出候事有之、何nいたせ下の句の附ケかあし, ミ申さは、額面にてはあたりまへの三句附ケ、もし保の字の句乙候はゝ、三丸のものを一保, 容易ならぬ一會の亂に及申候、夫ニ付ても拙生は誠之仕合、當日之座振にては鼻にすわり候, ならぬやうニ相成可申を、此節のまはり花も雪もなく、安心に附ケ句をいたし居候事、是も, 候か、拙叟nも前の歌仙のころ、いつれ後の卷えうつられ候わん、左候はゝかやう〳〵と申, 老軍先生の裏をかへし候御かけかと、〓て感吟仕候、御一笑々々、神名川連の附ケ合も殊の, 々大宗匠たちへも詠草さし出候事も有之、とうそ可然よミ手の出來候やう之致度、よみ手次, 外むつかしく、折角新吟の句も引こみ、もとの三句ツゝにて、向ふの一句にかへ候ゆへ大損, 毛、且ふるき一ツを五文字にかへ候句と、一ツを一ツと一首とにかへ候句とそ、しきりこ好, 「淺野か」, 「諸方へ之周旋也」, 「京町奉行」, 「加納繁三郎, 「大・間」, (安政二朱銀ハ、安政六年五月二十四日幕府觸ニテ鑄造ヲ周知、同六月一日ヨリ二十三日ノ間ノミ通用セラル), 銀海外流出ス)(安政六年五月二十四日。幕府觸ハ、安政小判・一分判鑄造ニヨリ、當分ノ間天保小判ハ一兩一分、同一分判ハ一分一朱通用トス), ヲ成スハ老非吉, 拙生ハ仕合セ, 先生ノ裏切故, 故大宗匠達ニ, ル儀詠法ニ無, 上句ヲ交換ス, シ者ハ誰ゾヤ, 難儀ナリ, 慣レタル歌仙, 安心シテ付句, 交換シ大損毛, 下句ノ惡キ故, ト感謝シヲレ, 保忠寛ヲ陷レ, 新句停止セラ, 三句ヲ一句ト, 神奈川連句モ, 詠草ヲ呈セリ, 此方金句奪取, セラレ大宗匠, 拙〓即チ大久, ンシ, 安政六年八月, 一四九

割注

  • 「加納繁三郎
  • 「大・間」
  • (安政二朱銀ハ、安政六年五月二十四日幕府觸ニテ鑄造ヲ周知、同六月一日ヨリ二十三日ノ間ノミ通用セラル)
  • 銀海外流出ス)(安政六年五月二十四日。幕府觸ハ、安政小判・一分判鑄造ニヨリ、當分ノ間天保小判ハ一兩一分、同一分判ハ一分一朱通用トス)

頭注

  • ヲ成スハ老非吉
  • 拙生ハ仕合セ
  • 先生ノ裏切故
  • 故大宗匠達ニ
  • ル儀詠法ニ無
  • 上句ヲ交換ス
  • シ者ハ誰ゾヤ
  • 難儀ナリ
  • 慣レタル歌仙
  • 安心シテ付句
  • 交換シ大損毛
  • 下句ノ惡キ故
  • ト感謝シヲレ
  • 保忠寛ヲ陷レ
  • 新句停止セラ
  • 三句ヲ一句ト
  • 神奈川連句モ
  • 詠草ヲ呈セリ
  • 此方金句奪取
  • セラレ大宗匠
  • 拙〓即チ大久
  • ンシ

  • 安政六年八月

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  • 一四九

注記 (45)

  • 879,618,60,2354はゝ、いかやうの難題出、また我しらすはきちかへいたし、ふたゝひ俳席えものほり候事の
  • 1502,601,65,2375第、及すなから是まて附ケ來候口調合、さり嫌の條々も傳授いたし遣し候心得ニ候今こそ申
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