『維新史』 維新史 1 p.142

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數刊行せられて、茲に「新論」は尊攘思想の經典として廣く普及するに至つた。幕, 末の志士にして本書を讀んで感奮興起し、國事の爲、東西に奔走せざる者がなか, て止まない。然るに建國の基礎斯くの如くなるにも拘はらず、猶弊害が現れる。, 尚び、民命を重んずることを云ひ、第二の形勢に於いては、四海萬國の大勢を論じ、, 強兵の要務たるを説き、第五の長計に於いては、民を化し、俗を成すの遠圖を論じ, つてゐるのに、其の國體觀を窺ふべく、斯くて忠孝一致・政教一途の美點を讚美し, てゐる。冒頭先づ、, 第三の〓情に於いては、戎狄覬覦の情實あるを云ひ、第四の守禦に於いては、富國, とて、皇統の尊きは嚴として犯す可らず、君臣の分は定まり、大義は明かなりと云, 『新論」は章を分つこと五、第一の國體に於いては、神聖忠孝を以て國を建て、武を, 之元首、而萬國之綱紀也。誠宜照臨宇内、皇化所曁、無有遠邇矣ハ, つたといつても、敢て過言ではなかつた。, 謹按神州者太陽之所出、元氣之所始。天日之嗣、世御宸極、終古不易。固大地, 正志齋は之を時勢の變と邪教の害との二者と觀じた。曰く、中世に至り、名節地, 國體, 第一編尊王論の發達, 一四二

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  • 國體

  • 第一編尊王論の發達

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  • 一四二

注記 (17)

  • 1711,571,63,2273數刊行せられて、茲に「新論」は尊攘思想の經典として廣く普及するに至つた。幕
  • 1602,570,61,2274末の志士にして本書を讀んで感奮興起し、國事の爲、東西に奔走せざる者がなか
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