『維新史』 維新史 1 p.303

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としてしまつたといふ。以て其の實状を察知すべきである。是に於いて定信, 例へば大坂府庫の常備定額金は二十萬兩でなければならぬのに、實在高は僅々, 其の他諸物品の專賣制を勵行し、問屋の組合を公認して、其の株仲間より冥加金, 時、勘定奉行は、來年に於いては百萬兩の不足を生ずべきに依り、此の上は天下の, 富豪より御用金を取立てる以外に策はなからうと答へ、同列の老中は爲に呆然, さへも困難を感ずるが如き有樣であつた。定信より府庫の現状を尋ねられた, 二萬兩前後に過ぎず、二條・大坂・江戸の各城米は空虚に近く、旗本への藏米交付に, 積極政策は寧ろ驚嘆に値するものがあつたが、結果は却つて一般庶民の負擔を, が老中に就任した當時の府庫の空乏は其の極に達し、, を取り、酒・醤油・酢等の營業者に運上金を課し、或は貸金會所を設け、百姓・町人・寺社, は田沼時代の積極政策を殆んど皆廢棄して、財政の整理に當り、節約を實踐躬行, 等より零細な資金を集めて大名に貸付け、金銀融通の利を得ようとした等、其の, 加重せしめるに至り、封建社會を衰頽に導く動因となつたに過ぎなかつた。, せしめた結果、財政状態は稍〻好轉を告ぐるに至つたのであつた。即ち勝安芳の, 天明七年、松平定信, 越中, 守, の功績, 松平定信, 第二編封建制度の分解, 三〇四

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  • 越中

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  • の功績
  • 松平定信

  • 第二編封建制度の分解

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  • 三〇四

注記 (21)

  • 449,578,67,2266としてしまつたといふ。以て其の實状を察知すべきである。是に於いて定信
  • 1004,570,63,2268例へば大坂府庫の常備定額金は二十萬兩でなければならぬのに、實在高は僅々
  • 1701,565,68,2280其の他諸物品の專賣制を勵行し、問屋の組合を公認して、其の株仲間より冥加金
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  • 561,572,67,2270富豪より御用金を取立てる以外に策はなからうと答へ、同列の老中は爲に呆然
  • 782,576,67,2264さへも困難を感ずるが如き有樣であつた。定信より府庫の現状を尋ねられた
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  • 1350,567,67,2273積極政策は寧ろ驚嘆に値するものがあつたが、結果は却つて一般庶民の負擔を
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