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を急ぎ調印したのは、平氏富士川の敗と同樣、笑柄を後世に殘すもので口惜しき, 是の日尾州藩附家老であつた成瀬正肥, るが宜しい、若し兵端が開かれたならば、親藩として總督の任に當らるべきであ, 謀つて、違勅調印は家康以來の良法を止めて、外國人と和親するのであると云ふ, 見を、藩主徳川慶恕, 次第であるから、徳川齊昭と謀つて同道登城し、新閣老の内で慷〓の志ある者と, 國の軍艦が來寇するであらうと云うてゐるのは、虚唱の辭であつて、是が爲條約, 求めてゐるが、井伊家側の記録には、慶頼の言葉として、「實ニ國家安危ニ拘り候御, 家の事誠に憂慮に堪へない旨を述べて、非常の時局に際して、切に直弼の努力を, 殿御談しうハ雲泥之相違う御噂御座候」(井伊家公用方祕録)と批評してゐる。, 是迄之義は幾重にも御免下さるべし」(昨夢紀事)と答へてゐる。田安慶頼も亦、國, 大切之御場合、偏ニ御忠勤被下候樣致度旨、御落〓ニ〓染々被仰述」と記して、「一橋, 廉々を嚴重に咎められるやうに、直々將軍に言上せられて、條約をば破棄せられ, に上つてゐるが、其の大意は、ハリスが今にも露米英佛諸, が、條約は破棄しなければとの意, ると云ふにあつた。此の頃尾州藩の田宮彌太郎, 水戸藩の安島帶刀・茅根寒緑, 權中, 納言, 隼人, 輝, 篤, 正, の尾州藩, 成瀬正肥, 主への建, 白, 第六編戊午の大獄と其の反動, 四九二
割注
- 權中
- 納言
- 隼人
- 輝
- 篤
- 正
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- の尾州藩
- 成瀬正肥
- 主への建
- 白
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- 第六編戊午の大獄と其の反動
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- 四九二
注記 (29)
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- 1153,629,59,1125是の日尾州藩附家老であつた成瀬正肥
- 349,567,65,2273るが宜しい、若し兵端が開かれたならば、親藩として總督の任に當らるべきであ
- 575,555,69,2280謀つて、違勅調印は家康以來の良法を止めて、外國人と和親するのであると云ふ
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- 1609,557,67,2282家の事誠に憂慮に堪へない旨を述べて、非常の時局に際して、切に直弼の努力を
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- 1724,560,65,2279是迄之義は幾重にも御免下さるべし」(昨夢紀事)と答へてゐる。田安慶頼も亦、國
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