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據となるべき書面は一通も無かつたので、大老に對して吟味を見合すべしと進, 言し、敬藏に至つては「此度之吟味ハ人間之皮ヲかぶり候者ニては出來不申候」と, 迄述べた。これ吟味掛が更迭せられた重大な原因であるといふ。, に出頭せしめて糺問し、三月二日には小林民部權大輔・池内陶所・山本貞一郎の妻・, 備の爲に京都より送附せられた證據書類の長持六を檢するや、眞に罪状の證, 三郎, 宇喜多一〓同松庵・山田勘解由・伊丹藏人・森寺常邦等を訊問し、翌々四日には鵜飼, 富田織部・六物空萬等を、尋いで二十五日には入江則賢・森寺常安・若松永福等を訊, 藏の後任として吉田昇太郎を補した。傳ふる所によれば、當時吟味掛が審問準, ることとなつた。先づ二月二十六日飯泉喜内・鵜飼吉左衞門・同幸吉等を評定所, 本左内等を糺問した。更に十日には鵜飼父子・飯泉春堂・筧承三, 斯くて幕府は五手掛の陣容を整備し、強硬方針を以て、愈〻志士の訊問を開始す, 雲濱・頼三樹三郎等を喚問し、越えて二十日には村岡・丹羽正庸・山科正恆・春日潛〓・, 幸吉・勝野豐作の妻子・太宰清右衞門の女・高橋俊〓・三國大學飯田左馬・藤井尚弼・橋, 等を、十二日には藤森大雅・日下部伊三次の男・吉見左膳・兼田伊織梅田, 大沼又, 前京都町奉行, 岡部豐常家士, 手附出役, 下田奉行, 志士の〓, 問, 第三章大獄第五節斷獄, 六二五
割注
- 前京都町奉行
- 岡部豐常家士
- 手附出役
- 下田奉行
頭注
- 志士の〓
- 問
柱
- 第三章大獄第五節斷獄
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- 六二五
注記 (24)
- 1588,574,68,2259據となるべき書面は一通も無かつたので、大老に對して吟味を見合すべしと進
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- 1360,575,69,1884迄述べた。これ吟味掛が更迭せられた重大な原因であるといふ。
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- 1815,568,71,2264藏の後任として吉田昇太郎を補した。傳ふる所によれば、當時吟味掛が審問準
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