『維新史』 維新史 2 p.962

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な談判を試みたが、幕府は言を左右にして專ら當面を糊塗しようと圖つたので, ある。蓋し幕府は既に雄藩を制御する實力なきを自覺して、努めて之と紛議を, 使臣館に出入するを禁ずる等、萬全の策を講じたのである。, 惹起するを避けたのであらう。〓々たる外人殺傷事件の下手人が遂に一人も, 斬り付けられた事件が起つた。素より佛國公使ベルクール, の警備を命じ、其の海上に軍艦を泛べて、愈〻警戒を嚴重にし、又邦人の猥りに外國, て、下手人が略薩州藩士の如く思はれる理由があつた爲に、幕府に對して屡〻強硬, ゐるとの風聞が盛に起つた。茲に於いて閏三月、幕府は福井・松山, 斯くの如き嚴戒あるにも拘らず、同年九月十七日には三田濟海寺の佛國公使, 間には水戸藩の浪士が江戸の使臣館及び横濱の外人居留地の襲撃を企圖して, 館前に於いて、公使館旗番伊太利人ナタールなる者が、我が武士の爲に二の腕に, て之を聽かず、彼我の間に屡〻論議が重ねられたのである。更に櫻田事變以後、巷, 由を拘束せられるものと邪推し、其の撤廢を要求したが、幕府は不慮の變を虞れ, は直ちに下手人の逮捕處罰を要求した。殊に此の事件は目撃者の言に依つ, 兩藩に横濱, 萬延元年四月八日幕府に對し, て代理公使に昇任せる旨を通, 告, 豫, す, は, 伊, 傷害事件, ナタール, 第三章外人殺傷事件第一節外人殺傷の〓發, 九六三

割注

  • 萬延元年四月八日幕府に對し
  • て代理公使に昇任せる旨を通

頭注

  • 傷害事件
  • ナタール

  • 第三章外人殺傷事件第一節外人殺傷の〓發

ノンブル

  • 九六三

注記 (26)

  • 580,571,61,2266な談判を試みたが、幕府は言を左右にして專ら當面を糊塗しようと圖つたので
  • 466,578,64,2267ある。蓋し幕府は既に雄藩を制御する實力なきを自覺して、努めて之と紛議を
  • 1280,564,61,1680使臣館に出入するを禁ずる等、萬全の策を講じたのである。
  • 350,574,64,2269惹起するを避けたのであらう。〓々たる外人殺傷事件の下手人が遂に一人も
  • 935,568,63,1705斬り付けられた事件が起つた。素より佛國公使ベルクール
  • 1395,569,66,2270の警備を命じ、其の海上に軍艦を泛べて、愈〻警戒を嚴重にし、又邦人の猥りに外國
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  • 1050,563,62,2272館前に於いて、公使館旗番伊太利人ナタールなる者が、我が武士の爲に二の腕に
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