『維新史』 維新史 3 p.2

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ざるを得ぬのである。, とは避け難く、日本は遂に西歐諸國によつて分割せらるべしとの意見も極密に, めた場合もあり、英佛公使館員及び海軍士官等の間には、日本と一戰を交へるこ, は云へ、外人殺傷事件の〓發は、駐日使臣をして示威の爲に武力行使を決意せし, 進派は、焦躁の末、直接行動に訴へても之を決行せんと欲し、國論分裂の極、不測の, 結せられて通商貿易が開始せられてゐるにも拘らず、敢て開國政策を堅持する, 議せられてゐたといふ。彼の露艦の對馬滯泊事件の如きも、斯かる意圖の現れ, て武力の壓迫を加へ、或は領土の侵略を試みようとする意圖は有しなかつたと, 能はずして、内は攘夷論者の運動に脅され、外は歐米列國の強壓に屈し、左顧右眄, 事態を惹起するやも測られない形勢にあつた。故に幕府は、五國條約が既に締, 而も對外策に關して開國鎖國の兩論は對立して相讓らず、現状打開を求める急, の醜状を續けなければならなかつた。初め歐米諸國は必ずしも我が國に對し, 此の時に當り、公家の多數は保守偏見に捉はれて、當面の難局を打開する力を, と見ることを得るであらう。今にして當年の情勢を想像すれば、眞に慄然たら, 外交の危, 機, 第九編雄藩の國事斡旋, 二

頭注

  • 外交の危

  • 第九編雄藩の國事斡旋

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注記 (18)

  • 312,575,54,612ざるを得ぬのである。
  • 678,565,65,2300とは避け難く、日本は遂に西歐諸國によつて分割せらるべしとの意見も極密に
  • 800,569,64,2296めた場合もあり、英佛公使館員及び海軍士官等の間には、日本と一戰を交へるこ
  • 917,566,64,2300は云へ、外人殺傷事件の〓發は、駐日使臣をして示威の爲に武力行使を決意せし
  • 1624,554,67,2306進派は、焦躁の末、直接行動に訴へても之を決行せんと欲し、國論分裂の極、不測の
  • 1387,552,67,2305結せられて通商貿易が開始せられてゐるにも拘らず、敢て開國政策を堅持する
  • 561,568,63,2300議せられてゐたといふ。彼の露艦の對馬滯泊事件の如きも、斯かる意圖の現れ
  • 1036,566,63,2300て武力の壓迫を加へ、或は領土の侵略を試みようとする意圖は有しなかつたと
  • 1272,559,62,2302能はずして、内は攘夷論者の運動に脅され、外は歐米列國の強壓に屈し、左顧右眄
  • 1507,557,66,2304事態を惹起するやも測られない形勢にあつた。故に幕府は、五國條約が既に締
  • 1743,554,67,2308而も對外策に關して開國鎖國の兩論は對立して相讓らず、現状打開を求める急
  • 1153,564,66,2298の醜状を續けなければならなかつた。初め歐米諸國は必ずしも我が國に對し
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