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を長州藩に遣し幕命を傳へたのである。然るに長州藩に於いては、再び此の召, 二長州再征の勅許, かる幕府の優柔な態度を見て奇貨居くべしとし、此の間盛に武備を整へ、また土, 使を大坂に遣して、長州藩の爲、周旋する所があつたが、幕府は再び此の請を却け, 罷出候樣其方より可被申達候。, 事は容易に進捗しなかつた。念ふに幕閣の要路に英明果斷の人無く、徒らに長, 州支藩主等の召命を繰返して荏苒日を空しうするのみであつた。長州藩はか, 命を拒絶するに決し、藩士松原音三を廣島に派し、長府・清末二藩主も亦病に依つ, たのである。斯くの如く、幕府と長州藩との交渉は、藝州藩を介して行はれたが, て急速に發途し難い故、上坂の猶豫を周旋せられ度いと請うた。藝州藩は更に, 州藩士を介して漸次薩州藩との提携を進めたのである。, と。生十郎は二十三日廣島に歸り、之を藩主に傳達した。尋いで藝州藩は使著, 長州三支藩主及び吉川經幹が、何れも上坂の命を拒絶した爲、幕府は長州藩征, 罷出候樣其方より可被申達候。(藝藩志要, (藝藩志要), 長州藩の, 拒經, 第十五編第二囘征長の役, 四〇六
頭注
- 長州藩の
- 拒經
柱
- 第十五編第二囘征長の役
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- 四〇六
注記 (19)
- 1500,585,62,2278を長州藩に遣し幕命を傳へたのである。然るに長州藩に於いては、再び此の召
- 325,982,56,587二長州再征の勅許
- 693,580,66,2280かる幕府の優柔な態度を見て奇貨居くべしとし、此の間盛に武備を整へ、また土
- 1153,578,62,2282使を大坂に遣して、長州藩の爲、周旋する所があつたが、幕府は再び此の請を却け
- 1744,653,56,873罷出候樣其方より可被申達候。
- 921,578,66,2283事は容易に進捗しなかつた。念ふに幕閣の要路に英明果斷の人無く、徒らに長
- 804,572,69,2291州支藩主等の召命を繰返して荏苒日を空しうするのみであつた。長州藩はか
- 1382,577,64,2282命を拒絶するに決し、藩士松原音三を廣島に派し、長府・清末二藩主も亦病に依つ
- 1037,582,64,2293たのである。斯くの如く、幕府と長州藩との交渉は、藝州藩を介して行はれたが
- 1267,585,63,2274て急速に發途し難い故、上坂の猶豫を周旋せられ度いと請うた。藝州藩は更に
- 581,575,61,1623州藩士を介して漸次薩州藩との提携を進めたのである。
- 1619,589,63,2278と。生十郎は二十三日廣島に歸り、之を藩主に傳達した。尋いで藝州藩は使著
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