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を賜らんことを内請し、攝政の同意を得たのであつたが、正親町三條實愛の反對, 二十九日重ねて中根雪江を永井尚志の許に遣し、翌六月朔日本多修理・酒井十之, 慶永は斯かる情勢を察して、幕府が薩州・宇和島兩藩と相對立することを恐れ, 書の趣旨を説明せしめた。併し幕府の有司は何れも薩州藩の態度を〓み、市之, して、速かに長州處分の儀を仰せ出さるべしと説き、反省を促したが、遂に容れら, からざる不平を懷くに至つた。慶永は六月二日台命に依つて登營し、將軍に〓, に依つて廷議は決しなかつた。併し何時しか三藩も此の事情を知るに至り、少, 進の如きは四藩の申立も尤ながら、他藩よりの申立もあれば、專ら四藩の議のみ, て周旋に努めたが、却つて幕府に敬遠せられるに至つたので、六月十五日板倉閣, 丞を板倉閣老の許に、毛受鹿之助を原市之進の許に遣して、繰返し四藩連署建白, を採用すること能はずとまで極言し、幕府は四藩の周旋を煩はさずとの意を暗, れなかつた。慶永は彼の家臣と共に終始幕府と薩州・宇和島二藩との間にあつ, 示した。此の時既に、幕府は密かに二條攝政に説き、朝命を以て三藩に歸國の暇, 老を訪ね、歸國の暇を請うた。然るに幕府は慶永に對し、今暫く歸國を見合すべ, 藩との離, 幕府と三, 松平慶永, 歸國の請, 間, 願, 第十六編王政復古の氣運, 六五〇
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- 藩との離
- 幕府と三
- 松平慶永
- 歸國の請
- 間
- 願
柱
- 第十六編王政復古の氣運
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- 六五〇
注記 (22)
- 910,580,58,2284を賜らんことを内請し、攝政の同意を得たのであつたが、正親町三條實愛の反對
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- 1727,655,57,2205慶永は斯かる情勢を察して、幕府が薩州・宇和島兩藩と相對立することを恐れ
- 1377,586,57,2275書の趣旨を説明せしめた。併し幕府の有司は何れも薩州藩の態度を〓み、市之
- 560,578,58,2279して、速かに長州處分の儀を仰せ出さるべしと説き、反省を促したが、遂に容れら
- 676,582,60,2283からざる不平を懷くに至つた。慶永は六月二日台命に依つて登營し、將軍に〓
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- 1491,587,58,2276丞を板倉閣老の許に、毛受鹿之助を原市之進の許に遣して、繰返し四藩連署建白
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