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官軍の東征を聞くや、幾度か書を議定松平慶永等に送つて、内憂外患の交く至る, たが、氣骨稜々、夙に劍道に達し禪機に悟入してゐた。今や主家の危急に際し, たのである。, て、空しく坐視するに忍びず、奮起して自ら東征大總督府に赴き、慶喜恭順の衷, 婉曲に官軍の江戸進撃を阻止せんとしたのであつた。忠寛も亦識見高邁に, 英・佛・米・露等列強の干渉を受けて、皇國は累卵の危きに直面すべしと説き、以て, の有司に圖つたが、孰れも事の成功を危んで、是に贊しなかつた。然るに彼は, 滿休之助は、曩に慶應三年十二月の薩州藩邸燒討事件, が其の面上に溢れたるを看て、大いに其の志を勵した。恰もよし、薩州藩士盆, 三月五日勝義邦に面晤して素志を述べるに及び、義邦は鐵太郎の決死の覺悟, べきことを述べた。即ち國内に干戈を動かして紛亂永く解けざれば、必ずや, 情を言上して、之が救解に努めようと決意した。乃ち鐵太郎は此の意を二三, して忠直方正の資質を備へ、義邦と協心戮力して、主家の難局を打開せんとし, 茲に旗本山岡鐵太郎, に際して、舊幕, は、其の地位は低く纔かに精鋭隊頭に過ぎなかつ, 高歩, 鐵舟, 章第一節參照, 第十九編第一, 山岡鐵太, 郎の奮起, 第十九編戊辰の役, 二〇〇
割注
- 高歩
- 鐵舟
- 章第一節參照
- 第十九編第一
頭注
- 山岡鐵太
- 郎の奮起
柱
- 第十九編戊辰の役
ノンブル
- 二〇〇
注記 (24)
- 1703,553,62,2309官軍の東征を聞くや、幾度か書を議定松平慶永等に送つて、内憂外患の交く至る
- 893,555,62,2311たが、氣骨稜々、夙に劍道に達し禪機に悟入してゐた。今や主家の危急に際し
- 1132,556,51,346たのである。
- 778,554,63,2315て、空しく坐視するに忍びず、奮起して自ら東征大總督府に赴き、慶喜恭順の衷
- 1355,554,61,2306婉曲に官軍の江戸進撃を阻止せんとしたのであつた。忠寛も亦識見高邁に
- 1469,552,61,2310英・佛・米・露等列強の干渉を受けて、皇國は累卵の危きに直面すべしと説き、以て
- 547,554,61,2312の有司に圖つたが、孰れも事の成功を危んで、是に贊しなかつた。然るに彼は
- 200,546,60,1623滿休之助は、曩に慶應三年十二月の薩州藩邸燒討事件
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- 1584,562,62,2303べきことを述べた。即ち國内に干戈を動かして紛亂永く解けざれば、必ずや
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- 1239,556,60,2311して忠直方正の資質を備へ、義邦と協心戮力して、主家の難局を打開せんとし
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