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定願として、歸敬のあつき志をはこび、如在の冥助をたのみたてまつり、利, る程に防州勝間の浦につかせ給ける、ひと夜の御たびね、あやしのあまの, 御供修理の料田を寄附し、又種々の懃行をはじめて、年々の薫修をつめり、, しごとの季節、月なみの祭奠、併ら國のいとなみとして、代々の良吏をこた, 老少ちかくめしつかはるゝ眷屬は、いかにむつまじくおぼしめしけん、さ, 喜の思ひ感を催して、海濱にのぞみて是を拜見しあへり、其時國司寳殿を, 聳て、奇異の瑞相化現しければ、時の國司をはじめて、〓仰の心肝に銘し、隨, ぬ御〓にかきくれさせ給へり、此地いまだ帝土をはなれず、願は居をこの, 生を道俗男女にほどこさむがために、勸進を親踈遠近にもらさず、神道の, 建立し、玉扉をひらきしより、是を松崎の社と號せり、それよりこのかた、と, とまや、御目なれぬ御すまゐ、たとえむかたなきさまなれば、いとゞつきせ, 晨鐘夕梵の聲たゆる事なく、春福秋甞の禮をこたらず、爰從五位下土師信, る事なく、面々の敬神他にことなり、就中三代聖人殊崇重のあまり、日別の, かたじけなきおもむき、垂跡のあらたなることはりを、九牛の一毛を後素, 所にしめむと御ちかひありけるにや、光明海上に現じ、瑞雲酒垂山の峯に, ノ浦ニ著, 酒垂山, 防州勝間, 國司松崎, 社ヲ建立, ス, 延喜元年正月二十五日, 八一四
頭注
- ノ浦ニ著
- 酒垂山
- 防州勝間
- 國司松崎
- 社ヲ建立
- ス
柱
- 延喜元年正月二十五日
ノンブル
- 八一四
注記 (23)
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