Loading…
要素
頭注ノンブル
OCR テキスト
渡唐天神の像といふ物有、菅公唐へ渡り給ひし事は曾てなし、聖一國師筑, にも、右のごとく畫るもの有、後人の僞畫也、信ずべからず、, に成給ひしといふ妄説を信じて、菅公の顏を怖ろしく、眼を大にし見張、瞳, おのれらが心に比して、君子の心を知らずして、淺ましき事を作り出して、, 事也、俗畫には、菅公無實の罪にて、左遷せられしを恨み、深く憤りありて、雷, の後畫ては、其顏違ふべし、然れども、その人在世の間の徳と行跡に付て、君, からず、男の髭をそり、眉をぬき、鐵漿を付る事は、鳥羽院御代以前にはなき, 紫博多に住居す、其後國師の居住の跡にて、地より石を掘出したるに、聖一, 子の氣象まします人にて有ければ、いかにも柔和にして、威有て猛からず、, も髭も少し白髮交るべし、髭を畫くべし、眉を作るべからず、齒を黒くすべ, 子、小人、善人、惡人、相應に其面體を畫くべし、菅公は文徳有道の賢人にて、君, 子をつりあげ、齒をくひしばり、怒れる顏色をあらはせるは、小人愚昧の人, 言傳へたるをうけて畫るはあやまり也、世に菅公の自畫の像也といふ物, けだかく畫くべし、年五十餘歳ばかりに見えるように肉をきをいして、髮, 渡唐天神の像の事, 渡唐天神, ノ妄説ヲ, 憤怒ノ相, 辨ブ, 延喜三年二月二十五日, 三四一
頭注
- 渡唐天神
- ノ妄説ヲ
- 憤怒ノ相
- 辨ブ
柱
- 延喜三年二月二十五日
ノンブル
- 三四一
注記 (21)
- 381,636,66,2206渡唐天神の像といふ物有、菅公唐へ渡り給ひし事は曾てなし、聖一國師筑
- 620,639,62,1714にも、右のごとく畫るもの有、後人の僞畫也、信ずべからず、
- 1081,646,72,2210に成給ひしといふ妄説を信じて、菅公の顏を怖ろしく、眼を大にし見張、瞳
- 850,647,69,2220おのれらが心に比して、君子の心を知らずして、淺ましき事を作り出して、
- 1201,638,70,2222事也、俗畫には、菅公無實の罪にて、左遷せられしを恨み、深く憤りありて、雷
- 1899,650,72,2213の後畫ては、其顏違ふべし、然れども、その人在世の間の徳と行跡に付て、君
- 1320,648,66,2205からず、男の髭をそり、眉をぬき、鐵漿を付る事は、鳥羽院御代以前にはなき
- 267,637,63,2185紫博多に住居す、其後國師の居住の跡にて、地より石を掘出したるに、聖一
- 1669,640,71,2228子の氣象まします人にて有ければ、いかにも柔和にして、威有て猛からず、
- 1437,644,69,2199も髭も少し白髮交るべし、髭を畫くべし、眉を作るべからず、齒を黒くすべ
- 1783,642,70,2220子、小人、善人、惡人、相應に其面體を畫くべし、菅公は文徳有道の賢人にて、君
- 965,639,70,2224子をつりあげ、齒をくひしばり、怒れる顏色をあらはせるは、小人愚昧の人
- 732,639,68,2211言傳へたるをうけて畫るはあやまり也、世に菅公の自畫の像也といふ物
- 1550,647,73,2216けだかく畫くべし、年五十餘歳ばかりに見えるように肉をきをいして、髮
- 505,785,58,551渡唐天神の像の事
- 554,276,43,170渡唐天神
- 511,281,41,159ノ妄説ヲ
- 1100,278,42,174憤怒ノ相
- 466,273,43,81辨ブ
- 174,712,42,436延喜三年二月二十五日
- 167,2439,41,108三四一







