『大日本史料』 1編 4 延喜 9年正月~18年6月 p.147

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する時は、朝廷より東大寺へ宣して、如意を出さしめ、講會を行す、よて如意, 講會をなす事能はすとなり、興福寺より維摩大會を行する事を朝廷へ奏, をうちにする意也、獅子は無畏を表し、五は五智を表するならん, 意を執て演唱す、兩寺もし事ある時は、東大寺如意を出さす、如意なき時は, 義を竪つ、講席の盛んなる事、此時に及ふ事なし、三論宗賢聖義是より始れ, 東大寺の寺官慳貪上座を勸化する事あり、著聞集に詳なり、, 迎送の儀尤嚴重也と, 庚寅、貞觀十二年、尊師, り、持する所の如意、背に五獅子を雕り、腹に三鈷〓を刻す、葢顯を表にし、密, 今猶傳來して東大寺にあり、興福寺の維摩講師必この如, 達き聞ハ盆の和て事上, にを著事利めのりる此, 延喜九年七月六日, お感ま古ま未なの祭る, 妄おして知へし、増賀のわさと名を汚し玉ふは、格外の事也、, て、獅子無畏なる, 事を表すと云々, 錬師は顯, 密兼學ん, 行實記に、上皇官符を下すとあり、年記を考るに上, 皇なし、當今の事をこと〳〵く上皇と書り、可笑、, 今按に、此上座, を化する事は, 生年三, 十九, あるへし、著聞集にいふことく、裸形にて鮭を太刀とし、〓悖牛に乘りて、加, 茂祭の日、人叢裡を跳行すなと、一ツとして、東大寺の住侶、登壇得戒の和尚, 戒ならは、會釋の設やうもあるへけれと、一人を化せんかための小利盆に, るましきなり、こは増賀ひしりの事を取ませて、かくいひしとみゆ、著聞集, は古雅なる書にて、やまと文かく證とはすへけれと、もとより雜話をき, 分のなすへき作業ならす、若王命に依て、國家の大事、衆民を救ふための破, 盡未來際をかけて誓ふ大戒を破り、日本風顛漢の始祖となり玉ふ事は、あ, しま)書しものなれは、事實に於てはたかふ事あらんか、此事天聽に達し, 天雜み玉のふ得に化均, 聽話ゆふ小た戒乘すに, 叡感ありて尊敬し玉ふと書たれと、此年別の勸賞なし、その虚, 妄おして知へし、増賀のわさと名を汚し玉ふは、格外の事也、, にを著事利めのりる此, ヲ勸化ス, 東大寺ノ, 義ヲ行フ, 始メテ三, 慳貪上座, 蹟ト混ズ, 論宗賢聖, トノ説, 増賀ノ事, 延喜九年七月六日, 一四七

割注

  • て、獅子無畏なる
  • 事を表すと云々
  • 錬師は顯
  • 密兼學ん
  • 行實記に、上皇官符を下すとあり、年記を考るに上
  • 皇なし、當今の事をこと〳〵く上皇と書り、可笑、
  • 今按に、此上座
  • を化する事は
  • 生年三
  • 十九
  • あるへし、著聞集にいふことく、裸形にて鮭を太刀とし、〓悖牛に乘りて、加
  • 茂祭の日、人叢裡を跳行すなと、一ツとして、東大寺の住侶、登壇得戒の和尚
  • 戒ならは、會釋の設やうもあるへけれと、一人を化せんかための小利盆に
  • るましきなり、こは増賀ひしりの事を取ませて、かくいひしとみゆ、著聞集
  • は古雅なる書にて、やまと文かく證とはすへけれと、もとより雜話をき
  • 分のなすへき作業ならす、若王命に依て、國家の大事、衆民を救ふための破
  • 盡未來際をかけて誓ふ大戒を破り、日本風顛漢の始祖となり玉ふ事は、あ
  • しま)書しものなれは、事實に於てはたかふ事あらんか、此事天聽に達し
  • 天雜み玉のふ得に化均
  • 聽話ゆふ小た戒乘すに
  • 叡感ありて尊敬し玉ふと書たれと、此年別の勸賞なし、その虚
  • 妄おして知へし、増賀のわさと名を汚し玉ふは、格外の事也、
  • にを著事利めのりる此

頭注

  • ヲ勸化ス
  • 東大寺ノ
  • 義ヲ行フ
  • 始メテ三
  • 慳貪上座
  • 蹟ト混ズ
  • 論宗賢聖
  • トノ説
  • 増賀ノ事

  • 延喜九年七月六日

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  • 一四七

注記 (49)

  • 1232,640,65,2213する時は、朝廷より東大寺へ宣して、如意を出さしめ、講會を行す、よて如意
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