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のほり給ふ、こゝに内院の門の額に、妙法蓮花とかゝれたり、明王の給はく、, 仰けれは、瀧の尻にて水あみ、尻よくあらひて、明王の頭にのりて、都率天に, これへ參入の者は、此經を誦して入、誦せされはいらすとの給へは、はるか, 不動尊は、いまに無動寺におはします、等身の像にてそまし〳〵ける、その, 或人申けるは、慈覺大師の御弟子に、無動寺の相應和尚と申こそいみしき, てかたきことなれと、しゐて申ことなれはいてゆくへし、其尻をあらへと, りなし、さて本尊の御前にて經を誦し給てのち、本意を遂給けりとなん、其, にみ上て相應の給はく、我この經讀はよみ奉る、誦することいまたかなは, を負て、都率の内院彌勒〓の御許にいて行給へと、あなかちに申けれは、極, 和尚かやうに奇特の効驗おはしけれは、染殿の后物氣になやみ給けるを、, してのち參給へとて、〓負給て葛川へかへり給けれは、泣悲しみ給事かき, にたてり、人々みれは、長高き僧の鬼のことくなるか、信濃布を衣にき、椙の, すと、明王さては口惜事なり、其義ならは、參入叶へからす、歸て法花經を誦, 行者にて侍れと申けれは、めしにつかはす、則御使につれてまいりて中門, 平足駄をはきて、大木穂子の念珠を持り、其體御前にめしあくへき物にあ, 召サレテ, 染殿后ノ, 不動ヲ無, 病ヲ祈ル, 尊トス, 動寺ノ本, 延喜十八年十一月三日, 四四
頭注
- 召サレテ
- 染殿后ノ
- 不動ヲ無
- 病ヲ祈ル
- 尊トス
- 動寺ノ本
柱
- 延喜十八年十一月三日
ノンブル
- 四四
注記 (23)
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