『大日本史料』 1編 9 天暦元年 6月~7年7月 p.86

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水の大蛇の説は妄なり、橋上に伏居て往來の人をためすうちに、其こゝ, へし、つきあはせて本意を遂へしと呼りけるに、藤六左近といふ者、將門は, や、かゝる妖恠にたふらかされて、興舩を射るへしと應諾しけるもいふ, 骸を埋めるところに社を建、骸明神, 宮といふ世界あらんや、若龍神祕術を以て假に世界をあらはして見せ, こめかみよりそ射られける俵藤太の謀にてとよみけれは、彼首呵々と笑, あらためて神田明神と稱すと云傳え、秀郷を忠臣とす、, たりといはゝ、目をくらましてなきものを有ことくにまとはしたるに, 云、蜈〓制大蛇とあれは、〓〓の蛇を惱すとは見えたり、然れとも勢田湖, 彼大蛇とゝもに水中に入、龍宮にいたる事尤妄誕なり、なんそ水底に龍, ろをしらさるものあつて、かれか形に怖れ、箭をはなち劔を振て、其〓を, きすつけは、百脚になやまされしより、甚た劣れることなるへし、又秀郷, 今按るに、准南子註云、蝗蛆蜈〓也、性能制蛇、見大蛇便縁上瞰其脚、玉匣記, けるか、眼ふたかり肉たゝれて、忽に枯骨となりにける、此妖恠に驚き、件の, かし、かの晋の周處か南山の虎、長橋の〓を〓して後、書を讀て忠孝の士, と號しけるを、後に, 天暦元年閏七月二十四日, 一説に〓明神と云, 又獨眼人明神共云, 〓ヿノ蛇, 支那ニモ, ノ秀郷俗, ヲ惱ス傳, 井澤長秀, 説アリ, 説辨, 天暦元年閏七月二十四日, 八六

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  • 一説に〓明神と云
  • 又獨眼人明神共云

頭注

  • 〓ヿノ蛇
  • 支那ニモ
  • ノ秀郷俗
  • ヲ惱ス傳
  • 井澤長秀
  • 説アリ
  • 説辨

  • 天暦元年閏七月二十四日

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  • 八六

注記 (28)

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