『大日本史料』 1編 21 永観 2年 3月~雑載 p.286

Loading…

要素

割注頭注ノンブル

OCR テキスト

得たり、則上にいへる普通本に校へ見るに、既におもひしもしるく、かの各條の末の, らす、されと草木鳥けたものなとの名の古く正しく聞ゆるは必古書なるへくおもはる, ゝにつけて、卷端・卷末の文によりて考ふるに、丹波康頼宿禰の書おかれしものを、其, なくおもはるゝかたあれは、たゝに見過したりつるを、此頃異本ひとつを見ることを, 和名、はた疑かはしかりつる文はひとつもあることなし、故さらにめてたくおもひな, 裔丹波長平主の寫して前後に文を加へたるを、明徳元年に寫して、康暦年中、從師而, 和名は上に云へることく、後人の書加へたるものなるへくおもはるれと、猶おほつか, 備證本者也云々と記して、和氣某の名署あり、, 傳和名一通、此一卷加之と跋したり、かくて其書の古寫の一本に、和名傳鈔丹家累代, 祕本と題して、跋文中に、於栂尾心蓮院殿丹家之諸抄一覽之砌、醫心方和名書加、恐可, しさて採藥の用を云々と書て、又さらに和名を再ひ注せり、その, 味能毒を注し、次に和名、, る康暦の加筆本に、又和氣氏の人の醫心方なる和名をも書加へたるものなり、, そは此書の凡ての體載の大〓、草木鳥獸なとの漢名を標て、其條下にまつ氣, こは上にいへ, 永觀二年十一月二十八日, こゝに和氣本と稱ふはこれなり、, 此本の事、下に委くいふへし、今, 其和名のしらるゝ母に書添む, とのかまへなりしなるへし、, 卷の始には和名云々とあり、後には和云々と記せるは、和名といふを省きた, 醫心方も, 康頼宿禰, の撰たる, るものなり、その所謂和名のなきにも、和の字を書きて空工位あり、こはもと, ものなり、, 和氣本ハ康, 暦ノ加筆本, 和名ヲ書加, ニ醫心方ノ, フトノ説, 二八六

割注

  • こゝに和氣本と稱ふはこれなり、
  • 此本の事、下に委くいふへし、今
  • 其和名のしらるゝ母に書添む
  • とのかまへなりしなるへし、
  • 卷の始には和名云々とあり、後には和云々と記せるは、和名といふを省きた
  • 醫心方も
  • 康頼宿禰
  • の撰たる
  • るものなり、その所謂和名のなきにも、和の字を書きて空工位あり、こはもと
  • ものなり、

頭注

  • 和氣本ハ康
  • 暦ノ加筆本
  • 和名ヲ書加
  • ニ醫心方ノ
  • フトノ説

ノンブル

  • 二八六

注記 (32)

  • 292,692,61,2186得たり、則上にいへる普通本に校へ見るに、既におもひしもしるく、かの各條の末の
  • 1802,694,57,2176らす、されと草木鳥けたものなとの名の古く正しく聞ゆるは必古書なるへくおもはる
  • 1673,704,58,2173ゝにつけて、卷端・卷末の文によりて考ふるに、丹波康頼宿禰の書おかれしものを、其
  • 415,693,59,2188なくおもはるゝかたあれは、たゝに見過したりつるを、此頃異本ひとつを見ることを
  • 167,702,64,2173和名、はた疑かはしかりつる文はひとつもあることなし、故さらにめてたくおもひな
  • 1547,692,59,2186裔丹波長平主の寫して前後に文を加へたるを、明徳元年に寫して、康暦年中、從師而
  • 538,690,59,2191和名は上に云へることく、後人の書加へたるものなるへくおもはるれと、猶おほつか
  • 1168,691,60,1176備證本者也云々と記して、和氣某の名署あり、
  • 1418,688,62,2190傳和名一通、此一卷加之と跋したり、かくて其書の古寫の一本に、和名傳鈔丹家累代
  • 1294,689,59,2191祕本と題して、跋文中に、於栂尾心蓮院殿丹家之諸抄一覽之砌、醫心方和名書加、恐可
  • 662,1247,58,1628しさて採藥の用を云々と書て、又さらに和名を再ひ注せり、その
  • 788,692,57,653味能毒を注し、次に和名、
  • 1042,703,59,1975る康暦の加筆本に、又和氣氏の人の醫心方なる和名をも書加へたるものなり、
  • 915,904,59,1974そは此書の凡ての體載の大〓、草木鳥獸なとの漢名を標て、其條下にまつ氣
  • 1175,2552,53,313こは上にいへ
  • 1915,735,47,473永觀二年十一月二十八日
  • 1155,1895,43,609こゝに和氣本と稱ふはこれなり、
  • 1199,1884,45,645此本の事、下に委くいふへし、今
  • 689,687,43,567其和名のしらるゝ母に書添む
  • 646,691,43,526とのかまへなりしなるへし、
  • 817,1383,47,1500卷の始には和名云々とあり、後には和云々と記せるは、和名といふを省きた
  • 1076,2712,42,167醫心方も
  • 1031,2712,43,169康頼宿禰
  • 945,696,41,165の撰たる
  • 773,1386,45,1496るものなり、その所謂和名のなきにも、和の字を書きて空工位あり、こはもと
  • 902,690,40,185ものなり、
  • 1219,346,42,212和氣本ハ康
  • 1175,347,41,209暦ノ加筆本
  • 1086,347,43,210和名ヲ書加
  • 1132,355,39,195ニ醫心方ノ
  • 1044,352,37,165フトノ説
  • 1917,2555,44,118二八六

類似アイテム