『大日本史料』 2編 2 正暦4年7月~長徳3年8月 p.128

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ことをおほせ侍るなり、今は山田もつくるらむとうちすんせさせ給へる, 我よりさきにとこそ思ひて侍りつれと、忍ひやかにいふを、いと疾く聞き, つけさせ給ひて、さ思ひつる事そ、世にこと人出てゝ見つけし、宰相とそこ, しそ、いきたなかりける女房達かな、知らさりけると驚かせ給へは、されと、, 取らむ、殿の隱させ給へるなめりとて笑はせ給へは、いてよも侍らし、春風, 少し折るにやとこそ聞きつれ、たかしつるそ、見つやと仰せらる、さも侍ら, のして侍りなむと啓するを、かく言はむとて隱すなりけり、ぬすみにはあ, 納言は春風におほせけると、宮の御前のうちゑませ給へる、めてたし、そら, 折るにやと、うしろめたさに申し侍りつると申す、さりとも、かくはいかて, き入らる、おはしますまゝに、かの花うせにけるは、いかにかくはぬすませ, との程ならむと推し量りつとて、いみしう笑はせ給ふ、さりけるものを、少, す、いまた暗くて、よくも見侍らさりつるを、しろみたるものゝ侍れは、花を, うめてたき、殿おはしませは、寐くたれの朝顏も、時ならすや御覽せむと引, らて、ふりにこそふるなりつれと仰せらるゝも、珍しき事ならねと、いみし, も、いとなまめきをかし、さてもねたく見つけられにけるかな、さはかり誠, 道隆ノ朗, 詠, 正暦五年二月十七日, 一二八

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  • 道隆ノ朗

  • 正暦五年二月十七日

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  • 一二八

注記 (19)

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