『大日本史料』 2編 5 寛弘元年正月~4年11月 p.360

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るに、庚申の夜なりけれは、若殿上人多く參り集り給ひ、寢ぬ夜の御慰樣々, 合せて點頭き給ふ、さては笑ひ飽き給へり、急き止め奉らんとて、算木を疊, 計りになりつゝ、轉を打ちても、可笑しさは彌勝りなり、人々〓を流し、手を, 古へ安倍晴明は、天文の博士として、算術に妙を得たり、或時禁中に參りけ, 座の前にさら〳〵と置き渡したりけれは、何となく目に見ゆるものもあ, り損したらんには、賭物を出せと仰せあり、畏り候とて、算木を取出しつゝ, なり、晴明を召して、何そ面白からんこと仕出して見せよと仰せあり、さら, は今夜の興を催し、人人を笑はせ奉らん、構へて悔み給ふましきやと申け, れは、算術にて人を笑はせんこと、如何さまにすともあるへき業ならす、仕, す、坐に笑はれて、〓を解き腹に捧け、後には物をもえ云はす、腹筋の切るゝ, らて、座中の人々可笑くなりて、〓に笑ひ出て給ふ、止めんとすれとも叶は, み侍りしかは、可笑さ打ち覺めて、何の事もなかりけり、人々奇特を感し給, 此村土民理八ト云者、此井ノ石ヲ堀出シヨリ、此村ニ疫病流行スト云、〓, 年代記ニ、清明ハ寛弘二年卒トアリ、花山院崩御ヨリ三年以前也.、, 〔北條九代記〕二太輔房源性遇異僧算術奇特附安倍晴明奇特, 寛弘二年三月八日, 略, 禁中ニ參, 殿上人ヲ, 算術ニテ, 庚申ノ夜, 笑ハス, 人々奇特, ヲ感ズ, ル, 三六〇

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  • 禁中ニ參
  • 殿上人ヲ
  • 算術ニテ
  • 庚申ノ夜
  • 笑ハス
  • 人々奇特
  • ヲ感ズ

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  • 三六〇

注記 (26)

  • 1335,674,61,2210るに、庚申の夜なりけれは、若殿上人多く參り集り給ひ、寢ぬ夜の御慰樣々
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