『大日本史料』 2編 10 長和5年3月~7月 p.243

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人の心をさとらしめ事のおもむきををしへすといふ事なし、, ひ、大綱は其人の面影あれとも、行跡にをきては、あなかちに事ことにかれを摸す, えさるにや、いまの物語は殊に此みちを本としたる歟、如何、答云、作物語のなら, 臣に准する事、一世の源氏左遷の跡は相同けれとも、彼公好色の先達とはさして聞, いたるまて、あきらかにさとりもちて、時の人日本紀の局と號し侍けりとあり、凡, 物語の中の人のふるまひをみるに、たかきいやしきにしたかひ、おとこ女につけて、, 據まことに其寄有といへとも、此物語は光源氏をむねとする歟、されは、西宮左大, まて、とりわきて亭子院の御事を載たり、是御遺誡也、, 致仕大臣の母も、桐壺御門の一御腹とあり、此外も其證おほし、難者云、以前の准, 一、物語の時代は、醍醐・朱雀・村上三代に准する歟、桐壺御門は延喜、朱雀院は天, 又繪合卷に、朱雀院の御事を延, 喜の御てつからことの心かゝせ給へるに、又我御世の事ともかゝせ給へるといへり、, 慶、冷泉院は天暦、光源氏は西宮左大臣、如此相當する也、桐壺卷に、最初に、兩所, 寛平法皇の皇女、延喜帝御妹也、, 又昭宣公の母は、, のうちにめさむことは、宇多の御門の御いましめあれはと云々, ○以上五字、或イハ下ノ宇多の御門の御い, ○昭宣、前田家二十册本、清愼ニ作リ、「本、, 貞信歟、昭宣公、皆アヤマレリ、」ト旁書ス、, 亭子院のかゝせ給へるをそ枕ことにせさせ給云々、又、こまうとを宮, ましめニカヽル注記ノ錯置セルナラン〓, の比、明暮御覽ずる長恨歌の御繪、, ナリ、, ○非, ルトノ説, 上三代ヲ准, 據トシテ作, 醍醐朱雀村, 長和五年四月二十九日, 二四三

割注

  • のうちにめさむことは、宇多の御門の御いましめあれはと云々
  • ○以上五字、或イハ下ノ宇多の御門の御い
  • ○昭宣、前田家二十册本、清愼ニ作リ、「本、
  • 貞信歟、昭宣公、皆アヤマレリ、」ト旁書ス、
  • 亭子院のかゝせ給へるをそ枕ことにせさせ給云々、又、こまうとを宮
  • ましめニカヽル注記ノ錯置セルナラン〓
  • の比、明暮御覽ずる長恨歌の御繪、
  • ナリ、
  • ○非

頭注

  • ルトノ説
  • 上三代ヲ准
  • 據トシテ作
  • 醍醐朱雀村

  • 長和五年四月二十九日

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  • 二四三

注記 (30)

  • 1663,668,62,1486人の心をさとらしめ事のおもむきををしへすといふ事なし、
  • 285,678,69,2089ひ、大綱は其人の面影あれとも、行跡にをきては、あなかちに事ことにかれを摸す
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