『大日本史料』 2編 10 長和5年3月~7月 p.327

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り、全篇は富貴温潤の氣〓にして、官樣の文章なれとも、中に山林出世あり、市井田, り、赤染もし存命せは、百數十歳なるへし、いまたさやうに長壽の名をきかす、此外, なほ赤染か作ならぬ證據おほけれとも、事なかけれはさしおき侍るへし、相かまへ, 少納言・和泉式部・齋院中將なとの評をもしるしたれは、其人々存生の日には世にも, 家あり、貧困哀傷あり、閑情風景は卷ことに見えて、情をうつし景をかたとる事、まの, くしたれは、見る人をして倦事をしらさらしむ、まことにやまとふみの上なきものな, 卷をつくるへしや、よく〳〵思ふへし、又布引の瀧の卷は堀河院御世の事をしるした, 物語のうち、和歌ならひに詞ともに、萬葉・古今・伊勢物語・うつほ・竹とりなとの古體, らすへきものにあらす、赤染もまた同時同輩の日記をありのまゝにぬすみて初花の, 人なほいふかしき顏してまかてぬ、, て浮説妄傳にまよはす、たゝ本書をくはしくよみてこゝろえらるへしといへは、問, したる物と見ゆ、初花の卷はやかて紫日記をとりてしたてたり、日記に赤染衞門・清, をはなれて、物やはらかにおほとかにやすらかにやさしく、おほよそ吾國の風流をつ, 其四文章無雙, ヲ〓シテ和, 雅ナリ, 文辭ハ古樣, 廣クシテ如, 和文中無上, 實ナリ, 源氏物語ノ, 描寫ノ範圍, ノモノ, 長和五年四月二十九曰, 三二七

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  • ヲ〓シテ和
  • 雅ナリ
  • 文辭ハ古樣
  • 廣クシテ如
  • 和文中無上
  • 實ナリ
  • 源氏物語ノ
  • 描寫ノ範圍
  • ノモノ

  • 長和五年四月二十九曰

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  • 三二七

注記 (25)

  • 416,614,73,2151り、全篇は富貴温潤の氣〓にして、官樣の文章なれとも、中に山林出世あり、市井田
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