『大日本史料』 2編 10 長和5年3月~7月 p.361

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むきなど、くはしきくま〴〵までは、いまだゆきたらはぬ事のみ多かめれば、たゞ注, の、外傳といふ物などもあれど、ひたぶるの儒者ごゝろのしわざにて、ものがたりの, 物のあはれをむねとかけることをば、いまだしらざるものにして、諷諭と見たるは、, そも〳〵かくしるべのふみどもは、いとこゝらあれども、なほうはべの一わたりのこ, をわきまへなど、さまかはりて、一ふしある物也、かならず見べし、但しそのおほむ, 大むねを論じ、紫式部が才徳など、日記を引出て、くはしく考へ、昔よりの妄説ども, ためには、さらに用なし、これらをおきて、世にしられぬ物どもも、なほ有べき也、, 大かた契冲爲章がいへるにゝたり、新釋の例をも擧られたり、又熊澤了介とかいふ人, やくよりきけれど、いまだ其書をえ見ず、たゞその總考といふ一卷を見たり、その趣、, ね、たゞもろこし人の、書ども作れる例をのみ思ひて、物語といふ物の趣をおもはず、, 又さきにもいへる、紫家七論といふもの一卷、これは注釋にはあらず、たゞ此物語の, をば、さらにとらで、何事も、古き書を證として、新に見明らめたることおほき也、, とこそあれ、文章のこまやかなるこゝろばへ、作りぬしの、ふかく心をこめたるおも, なほ儒者ごゝろにぞ有ける、又吾師縣居翁も、此物語の新釋といふ物あることは、は, 言ナリ, ト雖亦一家, 見ヲ免レズ, 紫家七論儒, 長和五年四月二十九曰, 三六一

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  • 紫家七論儒

  • 長和五年四月二十九曰

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