『大日本史料』 2編 15 寬仁3年10月~4年7月 p.415

Loading…

要素

頭注ノンブル

OCR テキスト

ひしかは、此君は紀僧正の再誕とそ知り給ける、出家の後は鳩の禪師とそ人申ける、, 御目冥、御耳聞へ玉ハス、是ニ依テ明救ヲ召テ仁壽殿ニシテ御修法ヲ始メシム、結願ノ, そと問給ひけれは、我は眞濟なり、和尚の御弟子をは末まてとり奉んと思て、僧正を, 得す思召ける程に、京より若君の御召物とて大豆を送らせ給ひけり、この若君大豆よ, なるかうつくまり居たりけるを、僧正たゝものにあらすと見給ひけれは、あれは何者, 思ひ懸け奉りてうかゝひ侍るほとに、尊勝陀羅尼を尊くしゆせさせ給へるを聽聞仕て、, と云てうせにけり、僧正は眞濟の顯れて出し事を不思議に思して、年月を送り給ふに、, 〔眞言傳〕五僧正明救ハ兵部卿有明親王息、慈念僧正ノ弟子也、三條院即位ノ後、, 御弟子となりて縁を結ひ奉るへし、御弟子の中に異樣のもの出來は、我と思召すへし, り外は召さゝりけれは、僧正思召けるは、眞濟の異樣の者出來は、我としれとのたま, してかへり給ける、この君の食物をはあれより奉るへしとて出て給けれは、僧正も心, るに、庭上にほれ〳〵とある物のおろ〳〵としたる物をきて、老法師の眼おそろしけ, 惡念忽にとけて、信心發り侍れは、このよしをしらせ申さんとてみえ奉るなり、今は, 兵部卿の親王と申人の御子の若君をくし奉りて、僧正の御もとにおはして、弟子にな, テ大豆ヲ送, 救ノ食トシ, 有明親王明, リ給フ, 御修法ヲ修, 鳩の禪師, シテ奇驗ヲ, 著ス, 寛仁四年七月五日, 四一五

頭注

  • テ大豆ヲ送
  • 救ノ食トシ
  • 有明親王明
  • リ給フ
  • 御修法ヲ修
  • 鳩の禪師
  • シテ奇驗ヲ
  • 著ス

  • 寛仁四年七月五日

ノンブル

  • 四一五

注記 (24)

  • 502,603,65,2047ひしかは、此君は紀僧正の再誕とそ知り給ける、出家の後は鳩の禪師とそ人申ける、
  • 278,601,68,2069御目冥、御耳聞へ玉ハス、是ニ依テ明救ヲ召テ仁壽殿ニシテ御修法ヲ始メシム、結願ノ
  • 1498,594,65,2071そと問給ひけれは、我は眞濟なり、和尚の御弟子をは末まてとり奉んと思て、僧正を
  • 723,594,65,2077得す思召ける程に、京より若君の御召物とて大豆を送らせ給ひけり、この若君大豆よ
  • 1609,594,64,2068なるかうつくまり居たりけるを、僧正たゝものにあらすと見給ひけれは、あれは何者
  • 1386,588,67,2101思ひ懸け奉りてうかゝひ侍るほとに、尊勝陀羅尼を尊くしゆせさせ給へるを聽聞仕て、
  • 1060,600,63,2094と云てうせにけり、僧正は眞濟の顯れて出し事を不思議に思して、年月を送り給ふに、
  • 382,587,75,2085〔眞言傳〕五僧正明救ハ兵部卿有明親王息、慈念僧正ノ弟子也、三條院即位ノ後、
  • 1167,591,65,2077御弟子となりて縁を結ひ奉るへし、御弟子の中に異樣のもの出來は、我と思召すへし
  • 614,600,62,2074り外は召さゝりけれは、僧正思召けるは、眞濟の異樣の者出來は、我としれとのたま
  • 836,600,64,2072してかへり給ける、この君の食物をはあれより奉るへしとて出て給けれは、僧正も心
  • 1718,594,64,2062るに、庭上にほれ〳〵とある物のおろ〳〵としたる物をきて、老法師の眼おそろしけ
  • 1277,589,65,2077惡念忽にとけて、信心發り侍れは、このよしをしらせ申さんとてみえ奉るなり、今は
  • 946,593,64,2076兵部卿の親王と申人の御子の若君をくし奉りて、僧正の御もとにおはして、弟子にな
  • 793,230,40,212テ大豆ヲ送
  • 838,228,39,209救ノ食トシ
  • 881,227,41,215有明親王明
  • 748,233,39,117リ給フ
  • 327,237,42,212御修法ヲ修
  • 504,234,41,170鳩の禪師
  • 284,241,39,207シテ奇驗ヲ
  • 239,237,37,79著ス
  • 179,713,43,343寛仁四年七月五日
  • 188,2227,42,122四一五

類似アイテム