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四方へ迯け失せぬ、もんとの僧綱仔細を奏聞のために下らくせんとしけ, レハ今ノ代ニ至ルマテ、法花問答講、毎日退轉ナシトソ承ル、, 殿、中つかさの丞源の頼治におほせて防かる、猶内裏へ押入らんとする間、, よりはるか郎等八騎是をいる、矢に當るもの八人、死ぬる者二人、社司、所司, わん三十餘人許、申文を捧けて、押破りて陣頭へさんしけるを、後二條關白, 奉一て、〓白殿を児咀し奉る、いまた昔より此の如きのことなし、神輿を動し, れとも、武士を西坂元へ差遣して入られす、大衆日吉の神輿を中堂に振上, へきと申されたりけるに、けにもたしかたきことなりとそ仰せられける、, 武士を河原へ差遣して防かれしほとに、日吉ノ社のしやし、延暦寺の寺く, 住者圓應をせつかいす、此事訴申さんとて、大衆參〓すへき由聞えけれは、, 樣は、神與を陣頭にふりくたし奉て訴申さん時は、君はいかゝ叶はせ給ふ, 奉る事、是か始とそ承はる、匡房の卿申されけるは、あはれ亡國の基かな、宇, セ給ケリ、ヤカテ殿下ノ御領紀伊國田仲庄ト云所永代寄進セラレケリ、サ, 去嘉應元年甲戌。美濃守源の義綱朝臣、當國の新立の庄をたふす間、山門久, 〔平家物語〕, 門本昔江ノ中納言匡房とて、和漢の才人の申されける, 長門本, 咀ス, 紀伊田仲, 社ニ寄進, 師通ヲ呪, 莊ヲ日吉, 嘉保二年十月二十四日, 九三八
割注
- 長門本
頭注
- 咀ス
- 紀伊田仲
- 社ニ寄進
- 師通ヲ呪
- 莊ヲ日吉
柱
- 嘉保二年十月二十四日
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- 九三八
注記 (24)
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