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巡見所々泉、先可向其大町者、自北御門出御、, はへて參りたりける、これは劔の高名なり、其劔は雷鳴の時は、みつからぬ, くといへり、しかあれとも、いまの世にはしらす、京極大殿はをそれをなし, て、ぬくへからすとそ仰せられける、しかあれとも不審によりて、或人をも, まいらせられにけり、式部卿敦實親王の劒といふはこれとなり、, きつかのうへにうちあからせ給て御覽しけれは、御犬件のいしつきをく, ヌカセテ御覽シケレハ、頗峯方ニヨリテ、金ニテ坂上寶劔トイフ銘アリケ, てぬかせて御覽しけれは、みねのかたによりて、金をもて坂上寶劒と蒔た, 延喜野行幸に、御劔のいしつきをおとさせ給ひ, たりけれは、希有の事なり、ふるき物をとて、おほしなけかせたまひて、たか, リ、, 白川院聞食テ召レハ、被進之後ニハ、自〓事ハナカリケリ、大殿ハ令恐給テ、, 〔古今著聞集〕, 一度モヌカセ給ハサリケルヲ、知足院殿ワカク御座之時、不堪不審、以或者, りけり、知足院殿つたへてもたせ給たりけるを、白川院よりめされけれは、, 〔帥記〕永保元年五月廿六日、壬子、巳刻許參殿、有頃殿下出御西面云、今日欲, 予追參、, 道良、諸大夫四五人供奉, 二十, 左大將、左衞門督、左馬頭, 魚蟲禽獸, 劔ヲ傳フ, 實親王ノ, 所々ノ林, 式部卿敦, 泉ヲ巡覽, ヲ傳フ, 坂上寶劔, 康和三年二月十三日, 九四一
割注
- 道良、諸大夫四五人供奉
- 二十
- 左大將、左衞門督、左馬頭
- 魚蟲禽獸
頭注
- 劔ヲ傳フ
- 實親王ノ
- 所々ノ林
- 式部卿敦
- 泉ヲ巡覽
- ヲ傳フ
- 坂上寶劔
柱
- 康和三年二月十三日
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- 九四一
注記 (30)
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