『大日本史料』 4編 11 建暦元年1月~2年11月 p.664

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こびけり、世の人たうとひて、小倉の上人とぞ申ける、庵室の西一町餘をへ, 下向して、家の子郎從廿餘人を教導して、おなしく出家せさせて、同行とし, だてゝ、一間四面の御堂を造立して、御堂の妻戸に庵室の戸をあけあはせ, 寧にもてなし、種々の引出物をぞ給はせける、其後は年ことの事にて、元日, こたる事なし、おほよそ念佛の外、他事をましへさりけり、念佛せざるもの, さるむね、上人示し給ひけるを、ふかく心府にをさめて、行住坐臥に念佛を, て、佛前の燈明を攝取の光明と思て、常に光明遍照の文を唱へ、發露啼泣し, けり、具縛の凡夫なりとも、本願を頼て念佛せは、往生うたかひあるへから, て、酒長の御厨小倉の村に庵室を結て、一心に彌陀を念し、三業を西方には, にはこのわざをなん結構しけり、かの山里には鹿おほかりけれは、作毛を, をは、はぢしめいとひけれは、かの室にのそむ道俗尊卑念佛せぬはなかり, けり、或年元日の祝言に下僧一人に心を合て庭前にすゝみいてゝ、たから, かにもの申さんといはせて、西方淨土より御參をそく侍、いそき御參ある, へしと、阿彌陀佛の御使なりと申させて、歡喜のあまり客殿へ請じ入て、丁, またくせんために、かの所の人民等、田畠に〓をしまはしてふせぎけるを, 小倉ノ上, 人, 建暦二年正月二十五日, 六六四, 人

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  • 小倉ノ上

  • 建暦二年正月二十五日

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  • 六六四

注記 (20)

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