『大日本史料』 4編 14 建保4年4月~承久元年1月 p.115

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たまひて、をはりを見ず、さしをきての給はく、此僧都これ程の人とはおも, 決疑抄三卷を記して、選擇集を破す、則學佛房を使者として、上人の室にを, 或とき、宜秋門の女院中宮にて、一品の宮を御懷姙の時、上人は御戒の師に, はざりつ、無下の事なりけり、一宗をたつるとき、かれは廢立のむねを存ず, とも、法然房の見たるらん事の、公胤が見ぬはよもあらじと、自歎して、淨土, との給ければ、使歸てこのよしを語るに、僧都口をとぢて、言説なかりけり、, とりもれんや、あまねく攝する心は、念佛に對してこれを廢せんためなり, するに、なにのさまたげかあらん、しかるに讀誦大乘の業を廢して、たゞ念, らんとおもはるべし、然るに、法華をもて、觀經往生の行にいれらるゝ事、宗, 法華に即往安樂の文あり、觀經に讀誦大乘の句あり、讀誦の行、極樂に往生, 經前後の諸大乘經をとりて、みな悉く往生の行の中に攝す、なんぞ法華ひ, 佛ばかりを付屬すといふ、これ大なるあやまりなりといへり、この文を見, なり、かの中に法華を攝すべからずとぞ難ぜらるべき、今淨土宗の心は、觀, くらるゝとき、上人かの使にむかひて、これをひらき見給に、上卷の始めに、, 義の廢立をわするゝに似たり、もしよき學生ならば、觀經はこれ爾前の教, ヲ破ス, 淨土決疑, テ選擇集, 抄ヲ著シ, 建保四年閏六月二十日, 一一五

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  • ヲ破ス
  • 淨土決疑
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  • 抄ヲ著シ

  • 建保四年閏六月二十日

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  • 一一五

注記 (21)

  • 1211,643,62,2205たまひて、をはりを見ず、さしをきての給はく、此僧都これ程の人とはおも
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