『大日本史料』 5編 13 仁治元年9月~同2年12月 p.732

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のゆるさぬ〓申つゝくるより外に、習ひしる〓侍らす、愚なるおやの庭の, 委くさとるへしとはかりおもふ給へなから、纔に重代の名はかりを傳へ, 勝れたる歌は、高き世にも及てや侍らん、今の世となりて、此いやしき姿を, 中將、素性、小町が後、絶たる歌のさま、纔にみえ聞え侍る也物のこゝろさと, いさゝかかへて、ふるき〓葉をしたへる歌、あまた出來たり、花山僧正、在五, くきをことゝして、やすかるへきをちかへ、はなれたるをつけて、似ぬ歌を, りしらぬ人は、あたらしき〓出來て、歌の道かはりたりと申も侍へし、たゝ, をしへとては、歌は廣くみ、遠くきく道にあらす、心より出て、自さとる物と, し此心の後學末生、誠に歌とのみ思ひて、其さましらぬにや侍らん、只聞に, はかりこそ申侍しかと、夫を誠なりけりとまて、たよりしる〓もあらす、况, て、或は用られ、或はそしられ侍れと、もとより道をこのむ心かけて、纔に人, たをはなれて、つねにふるき歌をこひねかへり、此人々の思ひ入て、すかた, まねふと思へる輩、あまねく成て侍るにや、此道をわきまへしらん人、是を, 則此みちを習侍ける基俊と申ける人、此ともから、末の世のいやしきすか, や老にのそみてのちは、病重く憂も深く沈み侍しかは、こと葉の花色をわ, 仁治二年八月二十日, 七三二

  • 仁治二年八月二十日

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  • 七三二

注記 (17)

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