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つゝ、浦の有さま見巡れは、しほ海湖の間に洲崎遠く隔たりて、南には極浦の波袖を濕し、, ゆふたすきかけてそ頼む今思ふことのまゝなる神の驗を, りなからすは、是も心留らすしも有らさらましなとはおほえて、, 北には長松の嵐心をいたましむ、名殘おほかりし橋本の宿にそ相似たる、昨日のめうつ, 露しけし、谷より嶺に移るみち、雲に分入心地して、鹿の音〓を催し、虫のうらみあはれ, 小夜の中山は、古今集の歌に、よこほりふせるとよまれたれは、名高き名所なりとハ聞, ことのまゝと聞ゆる社おはします、その御前をすくとて、聊かおもひつゝけられし、, 踏かよふ峰の梯とたえして雲にあと々ふ佐夜の中山, をきたれとも、みるにいよ〳〵心細し、北は深山にて松杉嵐烈しく、南は野山にて秋の花, ふかし、, 此山をもこえつゝ、猶過行ほとに、菊川といふ所あり、, 浪の音も松の嵐もいまの浦に昨日の里の名殘をそきく, 遠江の國府いまの浦につきぬ、爰に宿かりて、一日二日留りたる程、あまの小舟に棹さし, 十四日ノ條ニ收ム、, ○中略、承久三年七月, いまの浦, 遠江國府, 小夜中山, 菊川, 寛元二年二月十七日, 二五五
割注
- 十四日ノ條ニ收ム、
- ○中略、承久三年七月
頭注
- いまの浦
- 遠江國府
- 小夜中山
- 菊川
柱
- 寛元二年二月十七日
ノンブル
- 二五五
注記 (21)
- 1631,642,64,2153つゝ、浦の有さま見巡れは、しほ海湖の間に洲崎遠く隔たりて、南には極浦の波袖を濕し、
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