『大日本史料』 5編 17 寛元元年12月~同2年7月 p.263

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玉よする三浦か崎の波まより出たる月の影のさやけさ, 淋しさは過こし方の浦々もひとつなかめの沖のつり舟, り、恩賞しきりに隴山の跡をつきて、將軍のめしをえたり、營館をこの所にしめ、佛神を, を武き人にうけたり、さりにし治承のすゑにあたりて、義兵をあけて朝敵をなひかすよ, をとふらひ、行法座をかさね、風とこしなへに金磬の響をさそふ、しかのみならす、代々, しめて、林池のありとに至るまて、殊に心とまりてみゆ、大御堂ときこゆるは、石巖のき, その砌にあかめ奉るよりこのかた、今繋昌の地となれり、中にも鶴岡の若宮は、松柏のみ, 抑かまくらのはしめを申せは、故右大將家と聞え給ふ、水の尾の御門の九の世のはつえ, ひしきを切て、道場のあらたなるを開きしより、禪僧庵をならふ、月をのつから紙宗の觀, 堂はことにすくれたる寺也、鳳の甍日にかゝやき、鳬の鐘霜にひゝき、樓臺の莊嚴よりは, とり愈々しけく、蘋〓のそなへ闕ることなし、陪從をさためて四季の御かくら怠たらす、, 職掌に仰て八月の放生會をゝこなはる、崇神のいつくしみ本社にかはらすと聞ゆ、二階, 海上の眺望哀を催して、こしかたに名高く面白き所々にも劣らすおほゆ、, 鶴岡, 大御堂, 二階堂, 寛元二年二月十七日, 二六三

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  • 鶴岡
  • 大御堂
  • 二階堂

  • 寛元二年二月十七日

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  • 二六三

注記 (18)

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