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もてにもいたく見えさることをのへられけれは、信心を生する人すくなかりけるに、, この曼陀羅一々に證明をなせり、先化前序は經には序分のはしめにこそあるに、この, あらはれて、如來の臨化、ひとへに常沒の凡夫のためなる道理のきはまりし時たちか, 分義のはしめには、まつ證信・發起の二序の分にて尺するに、示觀縁の尺をはりて一, しかるに序正の起盡、定散の分別、一々に諸師の解には順せす、ひしと大師の疏に相, 師觀經玄疏四卷の文を移しをられたるなり、大師は唐の高宗永隆二年, の天武天皇十年にあたる、この曼陀羅の出現は天平寶字七年なれは、滅後七十餘年に, 曼陀羅には序段の終にをられたり、是は示觀縁にいたりて、六縁・七縁の因縁の極要, へり、一代はしかしなから開顯無生淨土門の發起なりとはしらるゝゆへに、疏にも序, 符せり、豈尺義の規模にあらすや、次には上人日來連々に指授し給ふ法門、經疏のお, 序の外に化前序を開出して、三序と分別して序分の文を結成せられたる意を、かくの, をよふといへとも、そのころまては和尚所造の觀經の疏はいまた此國につたはらす、, ことくをられけるなるへし、次に序分の銘の文は、欣淨縁にとゝまりて、顯行・示觀, は三輩散善の義、左より右につらなれり、されはこの一鋪の曼陀羅は、全く彼善導大, 入滅、本朝, 寶治元年十一月二十六日, 巳、, 辛, 化前序ノ位, 置, 寶治元年十一月二十六日, 二三五
割注
- 巳、
- 辛
頭注
- 化前序ノ位
- 置
柱
- 寶治元年十一月二十六日
ノンブル
- 二三五
注記 (22)
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