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光任大に悦て、すなはち數多の從類をともなひて、材木を採り土地を平けて、ほとな, て、祈念せられしかは、暁更にいたりて、風しつまり雲散して、障難たちまちにしり, 布の勝地なるへしと見えたり、まつ草庵一宇を建立せんとおもふよしを示されけれは、, そきにけり、しるしは雷爪にあり、, 尊とせられけり、この所の本名は阿知坂なりしをあらためて、善峯山となつけらる、, く三間四面の萱葺の堂をたて、身つから三尺の十一面觀音の像・等身の四天王・賓都, におよふまて、雷電霹靂して天地かたふくかことし、雷神しきりにおちかゝりてふみ, ころさんとしけれとも、心神さらに驚動せす、右手に利劒をとり、左手に念珠を持し, そのあした鈴子丞坂本の光任きたりけるに、源〓相語云、此山形趣絶妙なり、佛法流, 盧等の像を作て安置せらる、また弟子章圓相傳の八尺の千手觀音靈像をもならへて本, 諸善奉行の教を流布せむためなりとそ、, 七月十日、始て此山に入て草庵をむすひて獨住す、第七日の夜、戌刺より寅時, 年, ○繪, 午、, 略ス、, ○繪, 壬, 建立シ十一, 共ニ堂宇ヲ, 面觀音像等, ヲ安置ス, 源算光任ト, 阿知坂ヲ善, 峯山ト改ム, 住ヲ妨グ, 雷神源算ヲ, 脅迫シテ居, 寶治元年十一月二十六日, 二三八
割注
- 午、
- 略ス、
- ○繪
- 壬
頭注
- 建立シ十一
- 共ニ堂宇ヲ
- 面觀音像等
- ヲ安置ス
- 源算光任ト
- 阿知坂ヲ善
- 峯山ト改ム
- 住ヲ妨グ
- 雷神源算ヲ
- 脅迫シテ居
柱
- 寶治元年十一月二十六日
ノンブル
- 二三八
注記 (30)
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