『大日本史料』 6編 3 延元元年正月~建武3年12月 p.142

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御意にかけられけるとに承る、將軍仰られけるは、遼遠の堺まて下向は本, 祕説有、むかし將軍頼義、貞任を征伐の時、自手を碎て、十二年かあいた、暗夜, 頭の殿むかはるへきよし仰出されけれは、此御意諸人の及さる所也とて、, く知人有へからす、今日は七まてはなかりしかとも、佳例にまかせて少々, 進らせたりける、赤地の錦の御直垂に、紫皮威の御鎧、御劒は篠作、弓箭をも, 雪の中にも戰し程に、馳合のとき必誤あるへしとて、清原の武則かはから, しも、將軍の武略によれりとて、御旗をすゝめらる、頭の殿は同しく妙惠か, ひとして、將軍に七印と云、七のしるしを付奉り、皆武具の内に有也、たやす, 合戰利なくは、馬迴りの武者ともを召具して、入替て退治を致すへし、先つ, 全からん、一騎なり共尊氏此陣にふまへなは、先陣の勢、力を得て戰へし、若, にきせらる、凡御當家戰場の御出立、條々, 甚以思慮あり、我等一所に向て合戰難儀に及事あらは、何の頼あつて殘黨, 未練ならは、當家累代の武略を失ひ、又當國に弓箭の疵を殘すにあらすや、, 意にあらすといへとも、進み退くは軍の法なり、珍敷敵に合て、最後の合戰, 稱美申さぬ者こになかりける、去年箱根を過、足柄へ御向ひ有て、打勝給ひ, と申を、勢田の野田の大宮司, 延元元年三月二日, ○高, 範、, ツ戰ハシ, 直義ノ武, 尊氏直義, ラシテ先, ノ故事, 裝, 源家七印, 一四二

割注

  • ○高
  • 範、

頭注

  • ツ戰ハシ
  • 直義ノ武
  • 尊氏直義
  • ラシテ先
  • ノ故事
  • 源家七印

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  • 一四二

注記 (27)

  • 1260,635,69,2220御意にかけられけるとに承る、將軍仰られけるは、遼遠の堺まて下向は本
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