『大日本史料』 6編 3 延元元年正月~建武3年12月 p.144

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に乘て、箱崎の松原を追過て、博多の須濱迄そ責詰たり、去程に、敵の國の勢, ともは、立も歸らす、ひた引に散々になりし所に、菊池武敏計取てかへして、, て、又かけ入ける體、實に一人當千とにみえし、仁木義長は眞先に掛入て、身, 一騎、川をわたされしと打入けるを見て、敵さゝへて控たりし所に、將軍御, 今日を限りと責戰し程に、御方難儀に覺えしか、松原の内外、東のはつれよ, せらるへしとて、錦の御直垂の右の袖を解て進せられしを、見奉る人々皆, れて、御使を以て後陣の將軍へ御申有けるは、直義は爰にて防戰て御命に, 旗をさゝせ、先立て引たりし勢共を召具して、後より時をつくり、喚き叫て, 命を捨て戰し間、敵おほく切おとし、鎧も馬も血に染てそ馨へたる、御方勝, り、二手にて引て來處に、下御所少も御驚なくして、御旗をよくさせと仰ら, 替るへし、此隙を以て長門周防にも押わたつて、御身を全して御本意を達, 北のはつれを打出て、小川を渡さんとしける處に、千葉大隅守か旗さし只, 〓をそ流しける、是に付ても勇士共は、いよ〳〵思ひ切てそ見えし、かゝり, ける所に、敵ふるひたる錦の旗をさして、三百騎計にて、しつ〳〵と松原の, かゝりけるを見て、頼尚今こそ大將軍の御むかひ候へと申けれは、頭殿御, 直義死ヲ, 兩軍血戰, 尊氏來リ, 決ス, 救フ, ス, 延元元年三月二日, 一四四

頭注

  • 直義死ヲ
  • 兩軍血戰
  • 尊氏來リ
  • 決ス
  • 救フ

  • 延元元年三月二日

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  • 一四四

注記 (23)

  • 1606,646,64,2221に乘て、箱崎の松原を追過て、博多の須濱迄そ責詰たり、去程に、敵の國の勢
  • 1490,647,62,2226ともは、立も歸らす、ひた引に散々になりし所に、菊池武敏計取てかへして、
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