『大日本史料』 6編 27 貞治4年8月~貞治6年4月 p.1038

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し給へは、則一方は生にてそ有ける、庖人の不運にや、此魚ふ沙汰にはせさ, し、はたかにして此縁のはしへまいり、ひさまつきて居るへし、ゆるしなき, うちははたらくへからすといひて、又鷹かりに出られける、彼りやう理人, 爰にて御手うちにあひぬるものをと、色をうしなふてひさまつき居けり、, 〳〵とあゆみより、をのれすてに日來の不忠心にあるゆへに、今かやうの, て愛すへしとみえてけれは、かた〳〵を食して、又うちかへして食はんと, れとも、片身きら〳〵しく生にて有あひた、基うち大きにいかりたまひて, やかて執事をよひよせて、彼庖人を召つれて可罷出よし責られけり、執事, つれ、客殿の二間を過ておくへ入れは、庖人も、すは覺悟してけり、あつはれ, 失あり、すみやかにいのちを失ふへきなれとも、先此たひはゆるし置物な, 時にもとうちわきさしを腰に横へ、かたなをはひたり手にひさけて、ちか, いとかなしき姿にて、ひろゑんすのこのはしにうつくまりてゐたりける, も、此ものをふひんに思ひなから、主命もたしかたくして、つゐに庖人を引, 基氏へすへたり、基氏椀のふたを取てふなをみれは、よきほとに火とをり, り、自今以後よく心得て料理いたすへし、さりなから此たひも唯にはあら, 南朝正平二十二年北朝貞治六年四月二十六日, 南朝正平二十二年北朝貞治六年四月二十六日, 一〇三八

  • 南朝正平二十二年北朝貞治六年四月二十六日

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  • 一〇三八

注記 (18)

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