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ときによみたまへる歌, 萬代とねかふもつゐにいつはりのなきよにゆきて佛とはなれ, 行人となり給へり、然に伊勢の伊勢守の北方一門なる故に、法林庵へより, ける、有難ともいふ計なし、, 外歸依の道俗もよろこふ事は限りなし、然間信心の旦那も、日々に多く成, り、譜代相傳の地、田畠永代寄附の所あまたにそ成にける、然に上人一心三, 〳〵おはしけれは、或時國阿上人に尋給ふやう、我等こときの女人の身は、, 仰上られけれは、將軍も御心をかたむけ感せさせ給ひ則御内書を被成下, 觀の窓の前に、三明の月の光を招き、稱名の床の上に、佛の來迎をまち給ふ, 應永三年丙子八月の事成に、畠山五郎重信の外戚腹の娘、上人の弟子とな, そむくより又憂世にもいとはれて彌陀のむかへをまつそうれしき, 今は常在靈山の身と成りたると、上人悦ひ給ひける、あまたの御弟子衆、其, り、聞一房と名を付て、靈山に法林庵をつくり、念佛申てそおはしけり、山名, 陸奧守の娘もおなしく尼になり、音一房と號し、珠光庵をつくりて、念佛の, 三十九, 法林庵ニ, ノ族女出, 〓名氏清, 畠山重信, ノ女出家, 住ス, 珠光庵ニ, 家ス, 住ス, 應永十二年九月十一日, 四四六
頭注
- 法林庵ニ
- ノ族女出
- 〓名氏清
- 畠山重信
- ノ女出家
- 住ス
- 珠光庵ニ
- 家ス
柱
- 應永十二年九月十一日
ノンブル
- 四四六
注記 (26)
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