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〔國阿上人繪傳〕五三十九, 十惡も五逆も一聲の名號に罪ほろひて、極樂にまいり、百福莊嚴のうつくしき身となり、, 我等こときの女人を後生たすけ給へと、一すちに思ひ念して、南無阿彌陀佛と申せは、, 上應永三年丙子八月の事成に、畠山五郎重信の外戚腹の娘、上人の弟子となり、聞一, 給ふ事更になし、然に彌陀如來は、女人を我たすけむといふ大願を發し給へり、されは, 佛聞法の事もなく候、されとも佛になる道や候へきといへり、上人のいはく、夫女人は, は五百戒をたもつ、女人にはいましめおほし、十方にまします諸佛も、女人を佛になし, ○貞行ノ室ノコト、便宜左ニ合敍ス、, 彌陀を頼奉らすは、女人の佛になることあるへからす、これによりて心得へきやうは、, 薩、内心如夜叉、羅刹なと説れたり、世をのかるゝ上にも、比丘は二百五十戒、比丘尼, やう、我等こときの女人の身は、子孫の愛念にまとはれ、慳貪嫉妬の業につなかれ、見, 房と名を付て、靈山に法林庵をつくり、念佛申てそおはしけり、山名陸奧守の娘もおな, 五障三從とて、男にまさりて罪ふかきゆへ、女人は地獄使、能斷佛種子とも、外面如菩, の伊勢守の北方、一門なる故に法林庵へより〳〵おはしけれは、或時國阿上人に尋給ふ, しく尼になり、音一房と號し、珠光庵をつくりて、念佛の行人となり給へり、然に伊勢, 略, ○上, ノ一族, ハ畠山氏, 隨心ニ法, 貞行ノ室, ヲ聞ク, 應永十七年七月五日, 三〇五
割注
- 略
- ○上
頭注
- ノ一族
- ハ畠山氏
- 隨心ニ法
- 貞行ノ室
- ヲ聞ク
柱
- 應永十七年七月五日
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- 三〇五
注記 (24)
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